2009ǯ0704土
なんと栽培もされているのです!!

森崎
「先ほど上螺湾地区で見てきたのは
自生する天然のラワンぶきでしたが
こちらは栽培のふきなんですね!」
ふき生産者・鳥羽さん
「はい。上螺湾地区のワランぶきから
種をとって、こちらで栽培しています。」
森崎
「何本くらいありますか?」
鳥羽さん
「1000坪に約20万本ですね」
一同
「うわぁ~ そんなに!!」

鳥羽さん
「ここは螺湾地区ではないのですが
町全体でラワンぶきとして
育てています。」

じゃ~ん もんすけです。
ラワンぶきの栽培は
いつごろから始まったんでしょうか?

JAあしょろ 阪本さん
「JAあしょろでは消費者のみなさんに
ラワンぶきをたくさん食べてもらうために
20年前より栽培を始めました。」

JAあしょろ 阪本さん
「平成2年から簡易的な施設を作り-」

JAあしょろ 阪本さん
「今年は18000株ほどを
生産者へ供給する予定です。
生産者は町内22戸で
年間200トン前後を出荷しています。」

森崎
「もともとは山菜ですし
栽培は楽だったりするんですか?」
鳥羽さん
「ところがとても手がかかるんですよ!
まず機械が全く使えず手作業です。
草取りも収穫も・・・」

森崎
「食べて美味しいんですか?」
鳥羽さん
「実はふきというのは太くても細くても
繊維の数は同じなんです。
つまり、太いふきの方が
繊維の幅が広がって
繊維の無い実の部分が
広く大きくなるので美味しいんです!」
一同
「なるほど!!」

森崎
「手間もかかるし
それほど儲けも大きくないようですが
どうして頑張ってらっしゃるんですか?」
鳥羽さん
「これは北海道内探しても
ここにしかないとても珍しいモノなんです!
しかも食べて美味しい!
北海道遺産にも登録してもらっていますし
それを守って育てていきたいんです!!」

鳥羽さんご夫婦
「全道のみなさん
足寄のラワンぶきを
よろしくお願いします!!」
(C)HBC