あぐり王国 放送内容

2017ǯ1125土
青カビのために何が出来るか?


さてあぐりっこも体験してみますが…?

リーダー「どう軽い?重たい?」

キアラ「ちょっぴり重たい」

伊勢さん
「混ぜるというよりこすらせる!」





続いて、ヨシキくんも。

伊勢さん「上手です」

ヨシキ「重たい!!」

リーダー
X JAPANのYOSHIKIみたいにやって!」

伊勢さん「激しすぎますっ!!」

リーダー「紅(くれない)だああ~!って」

伊勢さん「チーズが壊れちゃいます





こうしてかき混ぜること、およそ1時間後。
ホエーと呼ばれる、分離した液体を取り除き、
固体だけを残します。そして、型入れ作業へ。



伊勢さん
「この粒がくっつかないように
 なるべく優しく、ふわっと、ほろほろっと
 パラパラっと入れていきます」


「このすき間がブルーチーズになった時の
 青カビの部分になるんですね!」

リーダー
「映画館でいただくポップコーンのよう。
 すき間がいっぱいあくじゃないですか~」

森「なるほど~」

リーダー
「うまいこと言いますね!
 たとえ上手!(自画自賛)」 





あえて隙間をつくるように型入れしたチーズは、
続いて、熟成庫で熟成させていきます。



ここでも通気性の良いコンテナを使うことで、
青カビの繁殖しやすい環境を作っているんです。



2か月ほど熟成させたチーズを見せて頂くと…

キアラ
「なんか白くなって…」

伊勢さん
「表面に自然の酵母やカビが生えてきて
 年季の入ったチーズのようになってくる。
 ニオイはキノコみたいですよ」

嗅いでみると…

キアラ「何かエノキみたいっ!」





そして、熟成途中にも、
チーズの表面に針を刺して
穴を開けるという作業が。

これも、酸素の通り道をつくり、
青カビの繁殖を進めることに繋がるんです。





リーダー
「とにかく青カビが生活しやすい環境を
 ずっとつくってあげることが大事なんですね」

伊勢さん
青カビのために何ができるかが
 ブルーチーズ作りのコツですね!」

リーダー
「いや~全国の主婦の敵でしたけどね~」





ブルーチーズに欠かせない、青カビ!
チーズにとって、
どんな役割を果たしているのか、
栄養学のスペシャリスト!
札幌保健医療大学 栄養学科の
荒川義人先生に聞いてみたよ。

「ブルーチーズに使われている青カビは
 チーズの成分を分解します。
 タンパク質成分を分解して、
 アミノ酸やペプチドに変えます。
 これらは“うま味”を持っているので
 うま味が増すのは青カビのためなんです」

青カビの働きによって、
うま味がアップするブルーチーズ!
伊勢さんがつくるブルーチーズは
どんなおいしさなのか?
ボクも食べてみたいな~~




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