あぐり王国 放送内容

2017ǯ1202土
♯454 足寄町学校給食センターの挑戦編


森結有花アナウンサー
足寄町立大誉地(およち)小学校の給食時間。
この日のメニューは…



児童「うーん!楽しみ~♪」

森崎博之
「んー、おいしそう! 給食の王様! 
 みんなが大好きなカレーですね」

献立はカレーライスと果物のヨーグルト和え。
子ども達も楽しみにしていたメニューのようですが、
その様子を見つめる、一人の女性がいます。





頑張って食べられる?ご飯足りるかな~」

今回のお話の主人公、足寄町の給食調理員、
廣田裕美(ひろた ひろみ)さん です。

廣田さん
「大誉地の子はいっぱい食べてくれるので
 私たちも作り甲斐があります。
 改めてまた頑張ろうと思いましたね」





廣田さんが勤める「足寄町学校給食センター」。
実は去年、ある快挙を成し遂げたのです。



VTR音声
第11回全国学校給食甲子園、
 優勝!北海道足寄町学校給食センター
 おめでとうございます」
 
地元の食材を使い、献立のプレゼン、
調理方法・美味しさなど、
様々な審査を行って競い合う
「全国学校給食甲子園」。

北海道代表として出場した足寄町は、
名産のラワンブキを使った料理で挑み、
素材の味を最大限に引き出した工夫と、
その美味しさが評価され、
見事、日本一に選ばれました。





給食センターでは、
調理人のリーダーを務める廣田さん。
地元食材にできるだけこだわった、
足寄町ならではの給食作りをしています。



廣田さん
「私たちが自信を持って出したものって
 子ども達もしっかり食べてくれるんですよね」





廣田さん
「(学校給食への)使命感は
 生産者の方を通じて生まれてきた」



生産者の努力と食材の魅力をもっと届けたい。
そんな思いから、
前例のないカレー作りに挑んだのです!




産地を訪れ、食材を学び、その魅力を知る。

学校給食日本一に輝いた調理人の、
新たな挑戦に密着しました。




(C)HBC