児童「うーん!楽しみ~♪」
森崎博之
「んー、おいしそう! 給食の王様!
みんなが大好きなカレーですね」
献立はカレーライスと果物のヨーグルト和え。
子ども達も楽しみにしていたメニューのようですが、
その様子を見つめる、一人の女性がいます。
「頑張って食べられる?ご飯足りるかな~」
今回のお話の主人公、足寄町の給食調理員、
廣田裕美(ひろた ひろみ)さん です。
廣田さん
「大誉地の子はいっぱい食べてくれるので
私たちも作り甲斐があります。
改めてまた頑張ろうと思いましたね」
VTR音声
「第11回全国学校給食甲子園、
優勝!北海道足寄町学校給食センター
おめでとうございます」
地元の食材を使い、献立のプレゼン、
調理方法・美味しさなど、
様々な審査を行って競い合う
「全国学校給食甲子園」。
北海道代表として出場した足寄町は、
名産のラワンブキを使った料理で挑み、
素材の味を最大限に引き出した工夫と、
その美味しさが評価され、
見事、日本一に選ばれました。
廣田さん
「私たちが自信を持って出したものって
子ども達もしっかり食べてくれるんですよね」
産地を訪れ、食材を学び、その魅力を知る。
学校給食日本一に輝いた調理人の、
新たな挑戦に密着しました。