朝7時45分。
給食調理人、廣田さんの1日が始まります。
「おっ出勤早々、
足早にどこへ向かうんでしょうね…」
廣田さん
「おはようございます!
更衣室です!ここ!」
「おっと、これは失礼致しました。
調理人の皆さんの更衣室だったんですね…
失敬!」
カシャカシャカシャカシャ…
トントントントン…
ジャバジャバジャバジャバ…
ゴロンゴロンゴロンゴロン
決められたレシピをもとに、限られた時間で、
手際よく調理を進める調理人の皆さん。
下ごしらえを終え、味付けまでした料理は、
すべて、廣田さんがチェックをします。
廣田さん
「苦味が…川上さん飲んでみた?
何か苦味出てない?」
川上さん
「こっちの釜の方が、
煮干しの味が強いかなと私も思いました」
「ふむふむ…レシピ通りに調理しても、
食材の状態によって味が変わったりしちゃうから、
必ずチェックすることが重要なんですね!」
廣田さん
「もっと“練り”欲しいよね!」
鶏肉を調理しながら…
廣田さん
「やわらかくていいね~喜ぶわ!子ども達ね!」
美味しい給食を作るため、
一切妥協しないのが廣田さんの信念。
その給食を待ち望んでいる子ども達を
待たせることも、絶対に許されません。
手際よくふたをしていく。
「いいよ~」
「いきますっ!!」
どんどん運ばれていく給食。