収穫機の上では、
土の塊や規格外のジャガイモなどを取り除く、
選別が行われます。
森「ゴロゴロきますね」
リーダー「どんどんきたよ」
リーダー「この作業大変じゃない?」
森「この作業は普段は奥さんが一人で?」
奥様の亜紀子さん
「そうですね。大忙しです」
植野さん「うわっ!すごいあがってきた!」
森
「植野さん夢中になってますけど
どうですか?」
植野さん「ごめん!いま仕事中だから」
じゃじゃん、もんすけです!
でんぷん原料用ジャガイモの生産が
盛んな清里町!
焼酎の原料以外の収穫されたジャガイモは、
JA清里町でん粉工場へと運ばれます。
1日で最大10トントラック120台分も
運ばれるんだって~
膨大な数のジャガイモは、
「ポテトビン」と呼ばれる貯蔵スペースで
一時的に保管したあと、
工場の中へ送られて、でん粉に加工されます。
清里町では古くから、
こうした原料の栽培から加工まで、
一貫した生産が行われていたんだよ。
JA清里町 代表理事組合長 石井透さん
「清里町におけるバレイショ栽培は
明治30年の入植当時から始まりました。
現在、全耕作面積の3分の1弱にあたる
約2300ヘクタールを栽培しており
清里町では欠かせない農作物です。
JA清里町の製品は片栗粉・ミックス粉、
また、えびせんなどに広く使われています。
消費者のみなさまに信頼され
安心していただけるような、
そして求められる商品を
つくり続けていきたいです」
道内で生産されるジャガイモ品種の
作付け面積をみると、
実は焼酎の原料としても使われる
コナフブキが1位なんだよー!
でん粉原料用のジャガイモは、
僕たち消費者にとっても大切なんだね。
生産者の畑を離れ、一行がやってきたのは、
モダンな建物が印象的な「清里焼酎醸造所」。
コチラで、日本初となる
じゃがいも焼酎が製造されています。
「宜しくお願いします!」
焼酎作りをしている職人、竹村智郷さんに、
じゃがいも焼酎について詳しく教えていただきます。
リーダー「もうここに並んでいますよ」
竹村さん
「こちらの工場で作っている焼酎になります!」
リーダー「すごいカワイイ!」
竹村さん
「2014年にこちらのボトルに一新しまして
GOOD DESIGN賞2015も受賞しています」
清里町で40年ほど前に誕生したジャガイモ焼酎。
現在、アルコール度数25度の
スタンダードなタイプと樽熟成、
そして、アルコール度数44度の原酒と
5年熟成の原酒の4種類を製造販売しています。
■じゃがいも焼酎北海道 清里
(700ml 1080円税込)アルコール分25度
■じゃがいも焼酎北海道 清里≪樽≫
(700ml 1200円税込)アルコール分25度
■じゃがいも焼酎北海道 清里≪原酒≫
(700ml 2670円税込)アルコール分44度
■じゃがいも焼酎北海道 清里≪原酒5年≫
(700ml 4190円税込)アルコール分44度
森「すごく良い香りしませんか?」
植野さん
「工場に入った瞬間から
ふわっといい香りがきてます!」
リーダー「甘い香りがしますよね」
竹村さん
「本日も蒸留の作業を行っているので
だいぶ香りを強く感じられると思います」