あぐり王国 放送内容

2018ǯ0120土
カマで収穫。伝統農法を知る大切さとは


雨の日には収穫しない大豆です
特別に体験させていただくことに!



若林さん
「ノコガマというカマを使って
 大豆を収穫していきます。
 右手で大豆を持って根元に当てて
 こっからギュっと引いて下さい!」



カイト
「ダメ…切れない…うううううう」

若林さん「なかなか難しいでしょ」

リーダー
「抜けたんじゃないか?(笑)
 抜けた-!

森アナウンサーも挑戦しますが…

リーダー
「抜けましたあー」

メグミちゃんはなんとか切れましたが…
リーダー
「今のは…手折りって感じですね(笑)」





雨のため土がやわらかくなり、
根元から抜けてしまう大豆ですが、
今では、こうした手刈りで収穫することはなく、
すべて機械で行われます。

しかし、節分へ向けた大豆を育てる取り組みでは、
昔ながらの方法で汗をかき収穫することで、
豆をまく時に、
生産の楽しさや苦労
思い出してほしいという願いもあるんです。





何度か挑戦してみると
あぐりっこも出来るようになりましたよ。

メグミ「出来ると楽しい♪」

リーダー
「森アナ!できると楽しいみたいだよ?」

すると…
森「あっ!できた!できると楽しいね♪」





雨の中、昔ながらの手刈り収穫を終え、
急きょハウスへと移動して、つづいての工程へ。




「収穫した大豆が山積みになってますが…」

若林さん
「これはニオ積みと言いまして
 天日に当てて、風を通して
 大豆を乾燥させてる段階になります。
 昔は豆の収穫はニオ積みにして
 乾燥させるのが当たり前だったんですけど
 やはり今は規模が大きくなっていったり
 機械体系になりましたので
 コンバインで一瞬で終わらせてしまうのが
 多くなってはいるんですけど
 豆本来の味とか風味っていうのは
 このニオで乾燥させるものには敵わないですね」





リーダー
「豆ってすごいんだよ。
 ニオを経て
 オニを倒すんだよ!!」

ニオ⇒逆さ言葉…オニ(鬼)!!


「あっうまい!確かに!そういう事なんですか?」

リーダー「違うよっっ!!」





自然乾燥させることで、豆本来の風味を出し、
水分を少なくして、加工しやすくする「ニオ積み」。




かつては秋の風物詩だったこの光景ですが、
生産者の数が減り、
作業の手間がかかることもあり、
本別町で今でも
ニオ積みしている生産者は数軒のみ。



それでも節分イベントへ向けた取り組みでは、
地元の子ども達に豆の伝統農法を知って欲しいと、
あえて昔ながらの方法を実践しているんです。
さらに…?


(C)HBC