

(森結有花アナウンサー)
ここは北見市立小泉小学校。
3年生の教室では、
ある授業が行われています…
児童
「北見の玉ねぎを買ってくれた方に
手紙を書こう♪」
先生
「みんなが気持ちを込めれば
きっと生産者たちの思いも伝わりますから
思いを込めて書いてください」
児童「はい!」

(森崎リーダー)
北見のタマネギなら、僕も買ってます!
でも、そんな人たちへの手紙って、
一体どういうこと…?
3年2組担任 佐々木昌和さん
「総合学習の時間で小泉小学校では
【小泉タイム】と銘打ってやってますが
自分たちが住んでいる北見の基幹産業である
玉ネギ栽培を手紙を書く活動を通して
全国の人に知ってもらいたい!」



佐々木先生「誰に向けて手紙を書くの?」
児童「知らない人!」
先生
「確かに知らない人だけど、どんな人だと思う?」
児童「料理屋さん!」
先生「可能性あるね!」
児童
「八百屋さん」「シェフ!」


(森)
北見のタマネギについて学んできた子ども達が、
見知らぬ消費者へ手紙を書き、
産地の思いを届けようという、この取り組み。
子ども達が手紙につづるその思いとは…?
佐々木先生「みんな手紙に何を書くの?」
児童
「農家さんたちの思い!とか」
「北見は日本一の玉ネギ産地!」

タマネギ産地の子どもたちが、
全国の消費者へと書きつづった手紙…
児童
「北見のタマネギを
残さず食べてくれたら嬉しいです!」

タマネギを産地から全国へ、
貨物列車で運ぶベテラン運転士…
運転士「我々にとっても財産みたいなもの」

タマネギと思いを乗せて走る列車…。
ひとつの農作物が結ぶ、
産地と消費地の交流を追いました。