あぐり王国 放送内容

2018ǯ0127土
長年の経験で確実に正確に届ける


タマネギ列車は力強く進みます。

日野さん「シンちゃん滑るかい?」

久保田さん「大丈夫!」

日野さん「滑ったら言ってください」

(リーダー)
出発してから30分。
こんな風に無線で細かくやりとりしてたんだ。
息の合った運転が必要なんですね~

日野さん「よ~しOK!」





午後9時前。
遠軽町を順調に走行するタマネギ列車。
その時、一本の無線が入りました…。



無線連絡
「貨物さん!
 丸瀬布を過ぎた付近に
 シカが2頭ほどいましたので!」



(リーダー)
シカですか!?
どうやら線路の近くに2頭いるようなんです。





久保田さん「無線聞いた?」

日野さん
「下りの運転士から情報入った!」

久保田さん「はい了解!」

慣れているのでしょうか?
日野さん、落ち着いてます。
報告のあったポイントが近づくと、
少し速度を下げて運転します。





日野さん
「いた!いた!」

ディレクター「逃げた逃げた!」

突然現れたシカでしたが、
落ち着いて対応した日野さん。
こういった野生動物との接触事故は、
貨物にも影響するので、
細心の注意が必要なんだそうです。





(森)
この後も安全運行でタマネギ列車は進みます。



そして出発から5時間後…。
定刻通り、旭川に到着しました。

日野さん
「ハンドマイクもここで終了します。
 どうも長旅ご苦労でした!」

(リーダー)
日野さん運転お疲れ様でした!
これで無事、任務完了ですね。





日野さん
「この後は札幌の乗務員が運転して
 札幌まで運びます」



日野さん
「運転士も各場所で交代しながら
 連携プレイで無事に目的地まで届けます。
 ホッとしてますよ。
 ここまで持ってくるのが 
 運転士の責任なので!」




(森)
このあと、別の運転士によって
札幌まで運ばれるタマネギは、
青函トンネルを抜け、
遠くは九州・鹿児島県まで、
のべおよそ3000キロを旅します。


(C)HBC