続いて実際にコーングリッツを
製造している加工施設に、
お邪魔させていただきました。
リーダー
「先ほどの袋の中に入っていた
乾燥したトウモロコシです。
これが機械の中に入るんですね」
尾崎さん
「音がしてうるさいんですけど
我慢して下さい」
リーダー「うるさいんだ」
尾崎さん
「そのくらいの音がでるようじゃないと
この粒、割れませんから!!」
リーダー
「ガリガリ粉砕するんだ」
黄色い部分の胚乳と、
胚芽と呼ばれる芽の部分を分けます。
コーングリッツは、
その胚乳部分のみを使うのです。
ザラザラザラ…
リーダー「出てきた~!」
森「細かくなってる~」
リーダー
「あんなに硬いものが
よくこんなに細かくなりますね」
森「出てきましたね」
尾崎さん
「これがコーングリッツです!」
リーダー「細かいよ~ツブ!!」
尾崎さん
「粒の大きさが1~0、5ミリ。
こちらは色が白いでしょ。
ツブがもっと小さい
粒の大きさが0、5~0、25ミリ!」
リーダー
「2種類の粒子に分かれるんだ」
尾崎さん
「家庭で使われてるのが細粒タイプ。
中粒タイプはイングリッシュマフィンとか」
森
「業務用で使う事が多いのが中粒。
家で作る時に使ったりしないですか?」
尾崎さん
「天ぷらの衣に使うと油をあまり吸わない、
小麦粉に比べて。
ですからヘルシーでカラッと仕上がる!」
リーダー
「これをどう使うのか?
どんだけ美味しいのか?
はやく知りたい!!」
じゃじゃん もんすけです!
マルチコーンを粉砕した加工品コーングリッツ
様々な食品の原料に使われているものだけど、
いったい、どんな栄養があるのか、
札幌保健医療大学の荒川先生に聞いてみたよ。
荒川義人教授
「コーングリッツの主成分はデンプンなので
小麦粉によく似ている。
例えばビタミンB群・ビタミンE、食物繊維、
カリウムなどが多かったりします。
小麦粉のアレルギーを持っている方には
その代用品になり得るわけですね。
油と一緒に調理した時に、
油の吸い方が比較的弱いということで、
油をたくさんとらなくて済むヘルシーな
素材としても特徴があると思いますね。
海外では昔から独特の食感や風味をいかして
色んな料理やお菓子作りに活用してきたんです。
残念ながら我が国ではこういう利用が無いので
トウモロコシの生産量で全国シェアの4割以上を
占める北海道で、今後コーングリッツを
有効に活用していくことが大事ですね」
安全安心な北海道産のコーングリッツ!
いろんな料理に使って、楽しみたいよねー。
■コーングリッツ・コーンフラワー(粗目)
200g 各280円(税込)
■問い合わせ 0120-900-130(平日のみ受付)
「北海道のめぐみ コーングリッツ」で検索を!