卵の基礎知識について学んだところで、
1日25万個もの卵が、
どのように処理されているのか、
いよいよ鶏卵流通センターの中へ!
リーダー
「お邪魔します。わ~~流れてる~!」
石黒さん
「卵は産れたままの状態からまずは洗浄します」
ニワトリの卵は、ふんや尿を排泄する場所と
同じところから出てきます。
石黒さん
「この工程までに卵の表面は
かなりキレイになってまいるのですが
念には念をかけて
こちらで卵の表面を紫外線殺菌しています。
この殺菌で残っていた一般細菌や大腸菌が
万が一、残っていたものをここで死滅させます」
…と、ここまでだけでも、十分な衛生管理が
行われているように見えますが、
鶏卵流通センターの真骨頂は、
この先にあったんです!
石黒さん
「鶏卵センターの秘密兵器です!
映像を全て撮って
その中に少しでも汚れがあったものを判別して
汚れた卵を除去しています」
森「ええええ」
リーダー
「滅多にないけど、たまにNGって出ます」
石黒さん
「これで殻の表面の最後の汚れを判別見てます」
さらに…?
石黒さん
「次は卵の中身の検査です!」
リーダー
「中身の検査はムリだよね?」
森「割らないと!!」
石黒さん
「卵の中に光を当てて、
血液が含まれていないか?
あるいは変な異物が含まれていないか?
これを調べて除去しています」
リーダー「それも調べられるんだ」
石黒さん
「双子卵も見分けられます。
食べても害はないので
流通にそのまま回しています」
リーダー
「良かった!たまにあると嬉しいよね。
ぜひ、それは入れてください♪」
あぐりっこ「おもしろい!」
リーダー「何してる?コレ!」
石黒さん
「目に見えないヒビっていうのが
どうしてもあります。
それが卵がカビたりする原因になります」
石黒さん
「約25回コルクで叩いて
音で判別しています」
リーダー「すげー」
石黒さん
「それで割れてる割れてないの判別をして
除去しています」
今でこそ精密機械での検査が
可能になりましたが、
昔は、人の目でチェックしていました。
当時と、選別の基準は変わらないものの、
精度やスピードが格段に上がり、
より安全安心な卵を、
新鮮なうちに出荷できるようになったんです。
そして…