さて調理室に移動してきました!
品種開発に欠かせない、食味試験。
1つのジャガイモを4通りの食べ方で食味します。
種類によって、その適性が変わるということで、
どの食べ方が適しているのか、
今回は2種類を食べ比べてみることに…
田宮さん
「これは食味試験なので味付けはしていません」
リーダー「そうですか…塩は?」
田宮さん「使わない…」
リーダー「では今日は特別に塩を…(笑)」
まずは蒸したイモ1番をいただきます。
アイコ「あま~い♪ザ・イモって感じ!」
森「では2番のイモをいただきます」
もぐもぐもぐ…
アイコ
「1番よりも味があまりしない?
食感が結構しっかりある感じ」
リーダー「どっちが好きですか?」
あぐりっこ「1番ですね!」
リーダー
「僕も100倍くらい1番がおススメです」
森
「好き嫌いを当てるものではありません」
調理時間などはまったく同じなのですが、
蒸したり煮たりした場合は、1番の方が好評価。
しかし…
※訂正のお詫び※
放送の中で「蒸かしたイモ」と「水煮」の
紹介字幕を誤って逆に表記しました。
皆さんにお詫びし、訂正いたします。
田宮さん「揚がりました」
リーダー
「ずいぶん…色の変化が出てますね!」
まず1番を食べてみると…
みんな「甘くておいしい」という感想。
さて2番は…表情がガラリ!
リーダー「全然違うね!」
アイコ「美味しい!」
リーダー「すんげーイモの味でてんぞ! 」
さらに、ポテトチップも1番は…
アイコ「苦い…」
リーダー
「1番って水煮にして
めちゃめちゃ甘かったイモですよね?
苦い!!」
さて2番のイモを食べると…
リーダー
「なまらうめえ~!
さっきまでなかったイモの味が
揚げたことでグワンと出てきたよ」
ということで、
1番は蒸したり煮たりして食べる品種を目指し、
2番はポテトチップやフライドポテトなどの、
加工用品種を目指しているジャガイモ。
実は甘味があるジャガイモを油で調理すると、
苦味に変わってしまうんです。
こうして、調理特性を見極めながら、
より高品質のジャガイモを目指しているんです。
リーダー
「すごいわかりやすい
2種類でやってくれたんですよね」
田宮さん「そうです。
森「何種類くらいでやるんですか?」
田宮さん「200種類くらい…」
リーダー「えええええええ」
森
「200品種のチップスを揚げて
食べるってことですか?」
田宮さん「そうです…」
リーダー「塩もつけずに?」
田宮さん「そうです!」
リーダー
「今これ美味しいぞって思うじゃない。
でも商品として食べられるのは何年後?」
田宮さん
「また約7年くらいかかるので…」
リーダー
「7年後だ!いくつになってる?」
あぐりっこ「19歳…」
リーダー「まだ若いなあ~~(笑)」