あぐり王国 放送内容

2018ǯ0324土
人口交配をやってみよう


続いてジャガイモとはまた別の温室へ…。

こちらは、研究員の八田浩一さん。
冬の温室で行われている研究とは?

森「暖かいですね」

八田さん
20℃くらいです。
 麦に穂が出ていいよって知らせるために
 もう6月だよ!という温度にしています」

リーダー
「あっ!嘘をついてる訳ですね?」

八田さん「そうそうそう」

森「言い方!!」





八田さん
品種改良は最初に人口交配を行います!」



八田さん
「いいなあっていう品種があった時に…
 あはははは!
 もうちょっと!って時があるじゃないですか」

リーダー
「私達に合わせて話して下さっているのね(笑)」





八田さんが研究しているのは、小麦。
すでに北海道では、パンやうどんに適した、
高品質の小麦が生産されていますが、
さらに、よりよい小麦が
求められているのだとか…。



八田さん
「一昨年、十勝のパン用の品種が
 ほとんどとれなかったんです。
 雨が1か月くらい続いちゃって…」

リーダー「あの6月の長雨だあ」

八田さん
「今一番チカラを入れているのが
 雨が降っても実がつく品種です」





リーダー「雨に強い小麦ですか!」
 
雨にも負けない、強い小麦。
そんな高い目標を掲げ、
人工交配が行われています。



まずは穂先を半分に切り、
雄しべを取り除いた後、
別の小麦の花粉をかけていきます。
この細かい作業、あぐりっこにはできるかな?



リーダー
「マナミ将来こういう仕事どうだい?」

マナミ「やるのは楽しそう!」





アイコ「細かい作業が大好きなんです!」

普段は、この交配作業を6時間ほど行うそうで、
集中力と丁寧さが求められるんです。





ほかにも、小麦粉としての適正を調べるため、
生地の強さや、粘り具合など、
1年で数百種類を研究しているんです。




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