ここからはスタッフの秋山壮(たけし)さんの
作業を見させていただきます。
森「それは…注射ではないですか?」
大野さん「治療とかもするんです」
リーダー「風邪の症状とかですか?」
森
「じゃあ風邪をひいてる牛に
秋山さんが注射を打つってことですね」
秋山さん
「昨日からちょっと打ってたんですけど
今日も継続で…」
リーダー
「昨日も打ったからより分かるんですね…
…あれ?
注射まだしてないですよね?」
秋山さん「今、打ちました!」
えっ!はっ??(出演者&スタッフ一同)
リーダー
「ブラックジャックだ!
打ってたんだ…」
スローモーションで確認してみると
一瞬の隙を狙って注射を打ってました!
森
「こういう器具とにも気を使って
いることはあるんですか?」
大野さん
「注射針の管理ですね。
使ったものをキチンと廃棄しているか
全部チェックしています。
例えば折れてしまったのに忘れてね、
肉の時に初めて発見するっていうのが…」
リーダー「あったら大変ですね」
そもそも肉牛や乳牛は、
耳標(じひょう)と呼ばれる
個体識別番号を付けて飼育されます。
その耳標をもとに、
治療で使った薬剤や治療履歴など、
1頭1頭の情報をデータに残して管理することが、
JGAP認証には必要不可欠なんです。
しかも、大野ファームではさらに…
大野さん
「どういう治療をしたかだとか
ホームページで全て公開しています」
リーダー「すげええええ」
リーダー
「何かあった時の為にデータを残してるが
それを前もって開示してるって
すごいなって思いました」
森「素晴らしい取り組みですね」
リーダー
「これギャップ関係ないでしょ?」
大野さん
「関係ないかもしれないね」
リーダー「大野GAP!!」
大野さん「いやいやいや…」
リーダー
「大野GAP。世界で一番厳しいかも」