大豆の品種も色々…
菅原さん
「北海道の特徴ある大豆の品種を使っています」
菅原さん
「豆とタレの相性も大事です!
もっとしょっぱくして…甘くして…」
リーダー
「豆の品種によってタレを変えているってこと?
うわ~。ら~ららららら…」
なぜかビックリして歌っちゃうリーダー。
リーダー「そうなの~」
最後はオネエになっちゃうリーダー。
それぞれの大豆が持つ特性に合わせ、
タレも変えているという納豆づくり。
すでに30種類ほどを製造する中で、
新たに誕生した、
こだわりの納豆があるそうなんです!
菅原さん
「実はこの納豆が昨年4月に発売された
【雪の夢なっとう】といいます」
シュウト
「いただきま~す。
普通の納豆より香りが強い気がする。
大豆の味が濃い感じがする!」
リーダー
「豆そのものの、あま味。
この粘り、こしって言うんでしょうか。
強い納豆だ!炊きたてのご飯ないですか?」
中粒でイソフラボンが豊富な
道産大豆ゆきぴりかに、
道産米ゆめぴりかの稲わらから
採取した納豆菌をかけ、
道産の醤油と魚醤を合わせたタレで、
とことん北海道にこだわった「雪の夢なっとう」。
納豆には珍しい、魚醤入りのタレをかけ、
再び食べてみると…?
リーダー
「うま~い!合う~!!」
リオ
「さっきよりしょうゆの味が出てて
とってもおいしいです!」
森
「そもそも他の納豆も道産産に
こだわっているんじゃないですか?」
菅原さん
「原料全部を道産にするのは結構難しい」
リーダー「というのは?」
菅原さん
「納豆菌を北海道で作っている所は無いので。
日本全国でも3か所くらいしかないんですね」
しかし、この「雪の夢なっとう」は、
道産米のゆめぴりかの稲わらから
独自に納豆菌を採取し、
3年近くの歳月をかけて
開発されたものなんです!
リーダー
「【雪の夢なっとう】については
道産の納豆菌が可能になったんですか?」
菅原さん
「そうなんです」
リーダー
「すごいことじゃないですかっっ!!
菅原さ~~ん!やったねー」
リーダーはぐ♪
じゃじゃん!もんすけです!
日本人の国民食「納豆」。
実は身近に広まった背景には
北海道が関係していたんだよ。
大正時代、北海道大学で、
納豆菌を研究していた半澤教授が、
衛生的でおいしい納豆を、
安定してつくる方法を確立。
納豆の雑誌を刊行して、レシピを紹介したり、
家庭で気軽に食べてもらえるよう、
普及活動に尽力したんだよ~!
今の納豆づくりにも繋がるルーツが、
北海道にあったなんて知らなかったね。