2日目午前4時
森
「おはようございま~す。ふふふ…
さむ~い。さ~む~い」
早朝の気温は、マイナス18度!
森さん。何で上着来てないの?
大変だよね~。
エサ押しのあとは、休む間も無く、
牛舎にいる牛すべての状態を確認します。
森「あっ起きてる~♪こっち見てますよ」
岩谷さん
「元気だね。元気な姿で良かったよ」
極寒のなかでも、子牛たちは力強い!
こうした毎朝の見回りも、
生乳生産をするうえで欠かせない仕事なんです。
おっ、今度は搾乳の準備かな?
昨日に引き続き、2回目の搾乳!
森さん、がんばってー!!
森「来たあああああ」
扉を開けると「待ってました」と言わんばかりに
牛がやって来ました。
まず消毒後に手搾りをします。
森「あったかい!」
岩谷さん「あったかいよね~」
え~スゴイ成長してるじゃないですか?
手際よく搾乳できてますよ。
あれあれ…なんか…
顔つきも変わって来たんじゃない!?
森
「スムーズに作業できるようになりました。
だいぶ楽しくなってきました」
いつもの笑顔も出て来て余裕ですね。
酪農家さんのような身のこなしで、
着実に作業が進んでいきます!
森
「すごいキレイ!感動しますね」
岩谷さん
「条件がよければ日高山脈が
真っ赤に燃えて見える!
それ見たら今でも感動する」
2日目午前8時
岩谷さん
「え~と。
780番という牛を探して下さい」
森「780番!はい!」
搾乳を終え、すべての牛が牛舎に戻っていますが、
なぜか、1頭だけを移動させるようです。
一体、どういうことなのでしょうか…?