さて780番の牛は一体何があるのでしょう?
岩谷さん
「なぜこの牛を連れてきたかというと…
廃用牛というものです」
森「廃用牛…」
岩谷さんが、酪農教育ファームで
一番に伝えたいこと。
それは“乳牛の命と食の関わり”。
「酪農は、生乳を生産するだけではない」。
という現実を知ってもらうため、
多くの人を受け入れているのです。
愛おしく780番を撫でる岩谷さんを見て
森アナウンサーも涙が溢れます。
岩谷さん「よし!じゃあ」
森
「(ズルズル)仕方ないですよね…
顔見ちゃうとダメですよね…」
森アナウンサーも
最後に頭を撫でてあげます。
森「お疲れさま~。お疲れさまです」
2人が向かったのは、
帯広市内にある
「北海道畜産公社 十勝工場」。
生産者が大切に育てた家畜を、
食肉加工している施設です。
体験者に“命をいただく意義“を
少しでも深めてもらいたい…
そんな思いから施設見学をはじめたのです。
森
「うわ~うわ~大きい。これが枝肉」
職員
「食肉衛生検査委に合格したものです」
森
「人間も牛もしっかり仕事をした証しが
ここに並んでいるってことですもんね」
乳牛を通じて学ぶ、「食と命の大切さ」。
しっかり、実感できたようだね!