あぐり王国 放送内容

2018ǯ0414土
いのちをいただくということは?


さて780番の牛は一体何があるのでしょう?

岩谷さん
「なぜこの牛を連れてきたかというと…
 廃用牛というものです」

森「廃用牛…」





岩谷さん
「牛乳を搾る役目を終えた牛は肉になります」




岩谷さんが、酪農教育ファームで
一番に伝えたいこと。
それは“乳牛の命と食の関わり”。

「酪農は、生乳を生産するだけではない」。
という現実を知ってもらうため、
多くの人を受け入れているのです。





愛おしく780番を撫でる岩谷さんを見て
森アナウンサーも涙が溢れます。

岩谷さん「よし!じゃあ」


「(ズルズル)仕方ないですよね…
 顔見ちゃうとダメですよね…」





森アナウンサーも
最後に頭を撫でてあげます。

森「お疲れさま~。お疲れさまです」





トラックに乗せられる牛さん…。



岩谷さんが取り組む酪農教育ファームでは、
牛の一生を言葉で伝えるだけではありません。



高校生以上を対象に、
ある場所の見学も行なっています。



2人が向かったのは、
帯広市内にある
「北海道畜産公社 十勝工場」。
生産者が大切に育てた家畜を、
食肉加工している施設です。

体験者に“命をいただく意義“を
少しでも深めてもらいたい…
そんな思いから施設見学をはじめたのです。






「うわ~うわ~大きい。これが枝肉」

職員
「食肉衛生検査委に合格したものです」





岩谷さん
「きれいな肉にしてくれる方々がいることを
 知るのもやっぱり良い勉強ですね」




人間も牛もしっかり仕事をした証し
 ここに並んでいるってことですもんね」

乳牛を通じて学ぶ、「食と命の大切さ」。
しっかり、実感できたようだね!




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