北海道にも、まもなく桜前線が上陸!
春の到来まであとわずかです。
そんな春の畑から、いち早く収穫されるのが…
越冬野菜。
和寒町のキャベツ、美瑛町のジャガイモ、
洞爺湖町の長イモ、幕別町の長ネギなど…
厳しい冬を越すために蓄えた養分が、
春ならではの甘みに変わる越冬野菜。
そして、羊蹄山の麓にも、
収穫を待ちわびる野菜が…
今回のあぐり王国ネクストは…、
一風変わったスイーツをつくる
パティシエをゲストに迎え、
ある越冬野菜の産地へ!!
豪雪地帯の雪の下で育つ!
甘みとみずみずしさを備えた、
その野菜とは!?
森結有花アナウンサー
「羊蹄山の南側に位置する真狩村にやってきました」
森崎リーダー「4月だよ?」
森「羊蹄山も見えないし真っ白です」
森崎リーダー「この中での農業ですね」
森「今日はゲスト企画です」
リーダー
「真狩村でゲストと言えば
すごい大御所じゃないですか?
あの最近は歌よりも髪型で有名な…」
様々なゲストが、北海道農業と食に触れる
「ゲスト企画」。今回お越しいただいたのは?
森「こちらへどうぞ!」
森崎リーダー
「コック帽かぶってるから髪型わからない!」
森
「髪型忘れて下さい!
東京の野菜スイーツ専門店
パティスリー・ポタジエの柿沢さんです」
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野菜が主役のスイーツをつくる
パティシエ柿沢安耶(アヤ)さん。
野菜が主役のスイーツをつくる
パティシエ柿沢安耶(アヤ)さん。
東京に店舗を構えて13年目になる
洋菓子店「パティスリー・ポタジエ」で、
ミニトマトのショートケーキや、
ゴボウのショコラなど、
「ベジスイーツ」と呼ばれるジャンルを確立。
おいしくて、健康的に食べられるスイーツとして、
女性を中心に確かな支持を得ているんです!
柿沢さん
「甘さも油分もあるんですけど
野菜と一緒に摂ることで
消化の仕方が変わってくるので、
それにプラスして野菜の栄養も摂れるのが
大きな魅力だと思うんです。
食べていただいた方が軽やかな気持ちで
ケーキを食べられて、
体の負担になりにくいっていうのは
実感していますね」
気兼ねなく食べられるスイーツを目指す柿沢さん。
早速、お店でも提供している、
野菜の焼き菓子を食べてみると…?
リーダー
「枝豆!これ枝豆だ!
甘い風合いと青々しいお豆の生きた食感が
素晴らしいですね」
森「でもスイーツなんですか?」
リーダー
「間違いなくスイーツです。
お紅茶飲みたいです!」
さらにトマトを煮詰めたジャムが入った、
マドレーヌも…。
リーダー
「すごい!甘いよ~
トマトの味がすごい濃縮されている!」
柿沢さん
「野菜の味がしすぎても
スイーツっぽく、なくなってしまうので…」
リーダー
「北海道の野菜を使われたりありますか?」
柿沢さん
「お店でも使っています。
カボチャは絶対北海道です!
ジャガイモも玉ねぎも
北海道のものを使っていますね」
リーダー「ありがとうございます」
森
「この時期に収穫できる野菜って
想像できますか?」
柿沢さん
「色々車で来ましたけど何もない…」
お店でも道産野菜を使う機会は多いものの、
まだ雪が残る春先の野菜は
想像がつかない様子です。