あぐり王国 放送内容

2018ǯ0428土
牛さんと初対面…


「みるく工房」で、
ブランド牛乳の製造を学んだ一行は、
その原料が生産されている牧場のひとつである、
1軒の酪農家のもとへ向かいました!

JA釧路太田女性部の部長も務める酪農家、
小澤 香里さん。
小澤牧場では、およそ100頭の搾乳牛を飼育して、
生乳を生産しています。





リーダー
「牛がこっちを見ています」

ハナネ「おっきい~!」

小澤さん
「この子たちが良い生乳を出してくれる
 牛さんたちですよ!」





リーダー
「牛さんの大きさ、どうですか?」

ハナネ
「ハナネ2人以上いる!」

小澤さん「そだね~(笑)」





実はあぐりっこの2人、
乳牛を間近で見たことがないんです。
せっかくなので近づいてみますが、
ちょっとおっかなびっくりです。



森「近くでみてお顔どうだった?」

ハナネ「目がクリクリしてた!」






「何か特別なことをされているんですか?」

小澤さん
砂のベットを使っているんです。
 お乳が下についているんで、
 砂のベットに寝ることによって
 お乳の周りがすごくキレイな状態!





牛舎に砂を敷くことで衛生的な飼育環境が整い、
高品質な生乳が生産できるほか、
乳牛の足腰への負担も軽減でき、
生乳量が安定するそうなんです。



さらに飼育環境と同じくらい大切なのが
エサ!です。

リーダー「うん!お漬け物だ!」

小澤さん
「サイレージを乳酸発酵させたものを
 食べさせています。
 毎日品質の変わらない安定したものを
 食べさせています」

リーダー「良い乳酸菌が牛の体に入る」

小澤さん
「そうすることで毎日
 美味しい牛乳を出してくれる!」





JA釧路太田エリアでは、
小澤牧場を含めて85軒の酪農家が、
徹底した衛生管理のもと、
それぞれの飼育方法によって、
高品質な生乳の安定生産を行なっています。

“こだわりの原料”
“こだわりの製法”でつくられる
「あっけし極みるく65」ですが、
実は原料を提供する酪農家たちの、
“ある思い”から誕生した商品だったのです。





小澤さん
「なんとか自分たちの搾ったもの
 お客さんの口に直接届けたい!
 ということから出ました。
 自分たちが搾っているものに近いものが
 お客さんの口に入るってことは
 すごく励みになりますね」



リーダー
「忙しいとは思うけど
 もうちょっと搾ってもらわないとなあ~」

森「誰よりね~」

リーダー
「誰よりね~
 遠田さんに頑張ってもらわないとね~」

小澤さん「大変なんで…彼も…」





じゃじゃん もんすけです!
酪農家の思いから生まれたブランド牛乳
「あっけし極みるく65」!
2013年に商品化へ向けた動きが始まって、
製法や販売方法について試行錯誤を繰り返しながら、
3年後の2016年に、念願の販売が始まりました!
限られた数量での製造にはなっているんだけど、
そこには地域への思いも込められているんだよ。

釧路太田集落委員長
木原晃さん
「JA釧路太田の牛乳は
 どこの牛乳よりも美味しいということを
 まずは地元の人達に味わって頂きたい!
 とにかく地元の人たちに
 味わって頂きたいというのが
 最初の主旨・目的だったので
 施設の拡充や要望に応えられない…
 という現実もありますが
 地元の人たちに飲んで頂けるような
 値段にしているのもあるので、
 みなさんからもっと作って欲しいという
 要望もありますけども
 もう少し今の状況でやらせて頂きたいです」
 
地域への思いから、小規模な製造で始まった
ブランド牛乳の販売だけど、同じ原料を使った、
アイスクリームやソフトクリームの製造も
行っているんだって!
しかも今では販売制限をするほどの人気!
地域に根ざした名産品がある厚岸町!羨ましい♪

【あっけし極みるくあいす 270円(税込)】
販売元)Aコープ釧路太田
    道の駅厚岸グルメパーク
    厚岸漁業協同組合直売所エーウロコ

※2018年5月15日から価格が変わります。




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