あぐり王国 放送内容

2018ǯ0519土
次世代へ農業を繋ぐために!



「北見工大がなぜ津別町で実験をするんですか?」

星野准教授
「今見ていただくように
(津別町は)傾斜があるところで
 大規模な農業をしている特徴があります」





星野准教授
「そういった傾斜があるところでは
 自動操舵のシステムの精度が落ちる、 
 という問題点があるので
津別町で実験と研究をすることで
 どんな所でも使えるような
精度のいいものが出来るんじゃないかな…と」



周りを山々に囲まれた津別町は、
GPS信号の受信状態が悪いのが
特徴的なエリアです。




また自動操舵がしやすいと言われる、
四角形の畑も少なく、
起伏のある様々な形の畑が
点在している環境でもあるんです。



そんな厳しい条件にも対応できる
自動操舵システムを開発するため、
津別町の生産者と連携した研究が
始まったのです。




星野准教授
「複雑な地形になると
 生産者さんそれぞれが、
 どういう経路で行くと
 うまく畑を耕せられるかというのを
 持っていらっしゃいます。
 GPSのシステムを使うと記録することも出来て、
 その記録した経路の情報を再生してあげれば
 来年度も同じように走ることができる」

リーダー「すげえ…」






「じゃあ生産者さんが長年磨いてきた技も
 この機械に記録させることができる??」



星野准教授
「そうですね。世代交代の時に
 こういう風に走るって経路が分かっていると
 あまり知識がなくても出来るかもしれない…」

リーダー「すげえええ~」






「嬉しいことですよね。
 教える手間も省けますからね!」

リーダー「生産者もどうですか?」

竹原さん
「四角い畑ばかりでなく
 まっすぐハンドルを切れば良い!
 って畑がほぼないんですよね。
 どうしてもカーブしなきゃならない…」





竹原さん
「そういうのを次世代に繋いでいくには
 GPSガイダンスに残していく技術も
 これから必要になるんじゃないかなと思います」

リーダー
「すごいわ…
 俺もトークのマニュアルとか残したいわ…
 自分の息子だちに…」




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