(森)
5月2日。
櫻井部長は、ゴールデンウィークを使って
里帰りをしました。
裕司さん(父)「宜しくお願いします」
裕司さん「おかえり」
櫻井部長
「ういっす…
言ったっけ?(1年生)何人入部したか?」
裕司さん「10何人?」
櫻井部長「17人!!」
裕司さん
「そんなにみんな牛好きなんだ」
厚真町の実家に到着。
「ただいま~」
裕子さん
「この間のホルクラの大会どうだった?」
櫻井部長
「良かったよ…4頭中だったけど3位!」
櫻井部長
「最近さあ分解のプロジェクト鶏やってるから
授業中、卵メッチャ食える!」
裕子さん「良かったね」
親元を離れて、はや3年目。
ご両親は、櫻井部長をどのような目で
見守っているのでしょう。
裕子さん
「私は子供に早いうちに親許を離れて
厳しい状況の中で成長してほしいなって
思いはあったので大賛成で!
なおかつ、やりたいことの為に
少しでも早く夢に近づくような
勉強ができるんだったら
なおさらいいじゃないかなって
本当に応援する気持ちで送り出しました」
裕司さん
「命の大事さとか
そういうのを一番教えてもらえる学校だと
思うんですよね。農業高校って…。
今の息子を観てて、良かったんだろうなと。
何かあったら…助けようとは思いますけど
特に出る幕はないかな?」
裕子さん「そうですね」