さてあぐり一行の前に現れたのは…
森
「こちらが今使われている
最新の田植え機です!」
リーダー
「田植え機はあぐり王国で何度も観てるし
いまさら最新と言われてもなあ…
というところが正直ありますよ」
水留さん
「普通の田植え機なんですが
ちょっと違うところがありまして…
ではお願いします!」
ブルン
リーダー
「お父さんからの指示で
跡継ぎの息子さんがスイッチを入れました」
果たして、上士別地区の大水田で行われている、
最先端の田植え技術とは…?
ブルーン。
リーダー
「すごいスピードで植えられていきますね」
森「次から次へと苗が植えられていきますね」
リーダー「あれ?」
森「えええっ!」
リーダー
「息子さん。苗の補充必要なんです、ああやって…
でも運転してないよ!今誰も!」
森「危なくないですか?」
リーダー
「でも右行ったり左行ったりしてんだよ。
でも誰もハンドル握ってないじゃん!?」
森
「私達の方をむいてますよ!!」
リーダー「運転して!運転!」
森「ハンドル持って!」
水留さん
「我々IT農業研究会なんですけど…」
リーダー「IT農業?すげ…」
水留さん
「我々IT農業研究会!」
リーダー
「なんか声張ってきた!張って言ってきた!」
水留さん
「人は苗の補給だけをしているんです」
リーダー「すごいやつだ!」
そうなんです!
上士別地区では、田植え機にGPS機能を搭載し、
現在地を正確に把握しながら、
自動で直進してくれるんです。
従来であれば運転する人と
苗を補充する人 が
必要だった田植えを、
ひとりで行えるようになったんです。
森
「だってこの広さで端っこまで行くのに
5分もかかったかな?」
リーダー
「もう着いたの?
着いたかどうか遠すぎて分からない!
何メートルあるんですか?」
水留さん「370mくらい!」
リーダー「うわおっ!!すげー」