あぐり王国 放送内容

2018ǯ0623土
運転していない…?自動操舵田植え機!


さてあぐり一行の前に現れたのは…


「こちらが今使われている
 最新の田植え機です!」

リーダー
「田植え機はあぐり王国で何度も観てるし
 いまさら最新と言われてもなあ…
 というところが正直ありますよ」

水留さん
「普通の田植え機なんですが
 ちょっと違うところがありまして…
 ではお願いします!」

ブルン

リーダー
「お父さんからの指示で
 跡継ぎの息子さんがスイッチを入れました」

果たして、上士別地区の大水田で行われている、
最先端の田植え技術とは…?





ブルーン。

リーダー
すごいスピードで植えられていきますね」

森「次から次へと苗が植えられていきますね」

リーダー「あれ?」

「えええっ!」

リーダー
「息子さん。苗の補充必要なんです、ああやって…
 でも運転してないよ!今誰も!」





森「危なくないですか?」

リーダー
「でも右行ったり左行ったりしてんだよ。
 でも誰もハンドル握ってないじゃん!?」


「私達の方をむいてますよ!!」

リーダー「運転して!運転!」

森「ハンドル持って!」





水留さん
「我々IT農業研究会なんですけど…」

リーダー「IT農業?すげ…」

水留さん
「我々IT農業研究会!

リーダー
「なんか声張ってきた!張って言ってきた!」





水留さん
GPSを使って自動操舵で直進させている!」




水留さん
「人は苗の補給だけをしているんです」

リーダー「すごいやつだ!」

そうなんです!
上士別地区では、田植え機にGPS機能を搭載し、
現在地を正確に把握しながら、
自動で直進してくれるんです。
従来であれば運転する人
苗を補充する人 が
必要だった田植えを、
ひとりで行えるようになったんです。






「だってこの広さで端っこまで行くのに
 5分もかかったかな?」

リーダー
「もう着いたの?
 着いたかどうか遠すぎて分からない!
 何メートルあるんですか?」

水留さん「370mくらい!」

リーダー「うわおっ!!すげー」





これほど大きい水田になると、
人がまっすぐ運転するだけでも、
大変な集中力が必要になります。



自動にすると田植えの精度は上がり、
作業負担は軽くなるほか、
農業初心者など不慣れな人でも
できるメリットはあります。



…とはいえ乗っている人は、
苗を補充し続けなければいけません。
特別にあぐりっこ2人も乗せていただくことに!


(C)HBC