「よろしくお願いします!」
「でんすけすいか」の生産部会長を務める、
伊林和彦さん。
両親の代から栽培が始まり、
今年で35年目を迎えるんです!
リーダー「どうですか?」
伊林さん
「先週は大雨の日もあったんですけど
外のスイカが水に浸かりましたが
なんとか育っています」
リーダー
「大丈夫!?良かったなあ~」
伊林さん
「低温の時期もあったんですけど
4・5月が順調な天気だったので
順調に育って出荷されています!」
リーダー
「日照不足と低温…心配されていますけど
今のところは大丈夫!良かった」
伊林さん
「それでは今日収穫するハウスに入ります」
リーダー
「うわ~暑っ!あっつい!」
伊林さん「30℃ほどあります」
森「ゴロゴロなってますね」
伊林さん
「このハウスの中に140玉なっています!」
リーダー
「うわ~すごい!立派!」
森「おっきいですねえ」
ユノ「すごい!」
伊林さん「持ってみるかい?」
ということで持ってみますが…
ユノ「重い…ムリー!!」
大きいもので、
11キロ以上にもなるという、でんすけすいか。
あらゆる果物や野菜の中でも、
最重量級の作物なんです!
…というのも、実はここまで大きく育つのには、
栽培に秘密があるのだとか。
伊林さん
「でんすけすいかは
3本のツルを伸ばしています」
リーダー「もっとあるように見えるよ」
伊林さん
「横は全部葉っぱです。
本来なら3玉、実をつけられるんです」
リーダー
「3玉できるんなら…3玉欲しくない?」
あぐりっこ「うんうん!」
伊林さん
「そうなんですけど…でんすけすいか!
1玉に栄養を集中させて
残りの2玉を小さい時に切っちゃう!」
リーダー「えええええ」
そうなんです!一般的なスイカは、
ひと株から数本のツルが伸び、
複数の実をつけるのに対し、
でんすけすいかは、
ひと玉に栄養を行き渡らせるため、
生育途中で、残りの玉を摘み取ってしまいます。
そうすることで、大きさだけではなく、
甘みも凝縮されるんです。さらに…?
リーダー
「なんでこんなに黒いのって話してたんです。
ユノは何て言ったっけ?」
ユノ「苗がもともと違う!」
リーダー
「ユノ大正解!おめでとう」
10キロのでんすけすいかをご褒美??
ユノ「うお…重…おもい…」