森
「その野菜が生産されている畑にきました。
生産者の矢萩さんです」
おじいさんの畑を引き継ぎ、
5年前に就農したという生産者の矢萩和也さん。
果たして剣淵町で栽培している野菜とは…?
森
「主な産地が鹿児島県と聞いたんですけど
北海道では珍しいんですか?」
矢萩さん
「珍しいですね。
剣淵町でも僕一人だけです!」
リーダー
「えっ!なんで…
そんなマイノリティーな…えっ」
矢萩さん「変わった事がしたくて…」
リーダー「変わってますね」
リーダー「どこにあるのあるの?」
矢萩さん「ハウスです!」
リーダー「では行きましょう」
リーダー
「見えるかな…?何だ?」
モモ「オクラ?」
ヨシキ「オクラじゃねない?」
モモ「えっ!?オクラ?」
矢萩さん「オクラです!」
リーダー「あれはオクラで~す!」
そうなんです!
剣淵町で栽培されている野菜とはオクラ
主産地の鹿児島をはじめ、高知や沖縄など、
夏の気温が高い地域で栽培される中、
剣淵町は、北海道でも数少ない
オクラ産地のひとつなんです。
森
「暑い地域じゃないと出来ないんですか?」
矢萩さん
「そうです。オクラは何度あっても良い!と
言われています。
40℃でも大丈夫です」
リーダー
「それをだよ…
何も剣淵町でやらなくても…」
矢萩さん
「そうですね…
ただ楽しいことをしたい。
珍しいことをしたい!
剣淵町は畑作(大豆・ジャガイモ)がメインで
野菜の種類が少なかったんです」
リーダー「それでオクラだったんですか?」
矢萩さん「そうです」
森「でもやりたいと思って出来ますか?」
矢萩さん
「何でもチャレンジしてみないと
結果が分からないので
失敗しても成功しても
自分の糧になるので…」
新しい作物にチャレンジしたいと、
地元のJA北ひびきに相談した矢萩さん。
剣淵町では、
まだ誰も作っていない野菜ということと、
名寄盆地に位置し、夏場の気温が高く、
日照時間にも恵まれているという気候もあり、
3年前からオクラの栽培が始まったんです。
とはいえ、道北での栽培には様々な苦労も…。