森
「オクラの栽培スケジュールです」
矢萩さん
「4月中旬に種まきをします。
9センチくらいのポットに
ピンセットで種を植えています」
リーダー「種はネバネバしてない?」
矢萩「種はネバネバしてません」
矢萩さん
「ハウスの中に電熱線を敷いて
更にトンネルを2重3重とかけて育苗します」
リーダー
「電気のチカラでハウスの中を温める。
暖房費もかかる訳ですよ…」
さらに…?
矢萩さん
「カビが生えやすいんですよ」
あぐりっこ「ええええ~」
矢萩さん
「湿気に弱い作物なので
暑かったら湿気がこもってしまいます。
なので換気もしなければいけない!」
リーダー
「ハウスいろいろ大変ですね」
矢萩さん
「開けたり閉めたり…」
リーダー
「閉め忘れたら夜には冷え切りますもんね」
矢萩さん
「成長が止まってしまう!
15℃以下で成長が止まるので…」
リーダー「それは大変だ」
それでも、涼しい気候の生育時期は、
虫の発生が少なく、
農薬散布の回数も少なく済むなど、
北海道ならではのメリットもあるんです。
リーダー
「剣淵町でオンリーワンですもんね。
素晴らしいですよね」
森
「剣淵町がオクラ名産地になるかもしれない。
そのパイオニアってことですから」
リーダー
「剣淵は<つるぎ>ですから。
オクラの上に向かってシャキーンってのが
まちの野菜になるかもしれません!」
森「素晴らしいです」
リーダー「ありがとうございます」
じゃじゃん、もんすけです!
剣淵町で唯一のオクラ生産者・矢萩さん。
今でこそ順調に育っているオクラのハウス栽培。
その1年目は主産地と同じように
露地で栽培していたんだよ。
しかし収穫直前に訪れた、
まさかの大雨によって、
多くが水に浸かって出荷できない状態に…。
辛い思いをした矢萩さんは、
それでもめげずに、
地元のJAと対策を練って、
翌年からハウスでの栽培に転換!
ようやく軌道に乗り始めたんだって~。
苦労の末に生まれたオクラ!
剣淵町の名産になったら嬉しいよね。