あぐり王国 放送内容

2018ǯ0929土
そば作りのこだわり


リーダー以外は、
間近でそばの実を見たことがないということで、
観察させていただくことに。

岩本さん
「そばの花が咲いています」

森「キレイ!」





岩本さん
「咲いたのが青く実をつけて
 黒くなっていく!」


「ちょっとずつしか取れないって事ですか?」

岩本さん「そうですね」





リーダー
「だからそばは広い場所じゃないと出来ない!」


「敷地が広くないとたくさん取れないんですね」





リーダー「今年のそばはどうですか?」

岩本さん
平年の半分の収穫量…
 7月の長雨、春の大雪から始まっています…」

幌加内町のそば生産
6月の種まきから始まり、8月頃に開花を迎え、
9月には収穫となりますが、
今年2月の記録的な大雪の影響で、
例年より畑の雪解けが遅く、
悪条件の中での種まきとなったほか、
北海道に猛威を振るった
7月の豪雨にも見舞われたのです。





リーダー
「実ったものに関してはどうですか?」

岩本さん
「実ったものは悪いものではないです

リーダー
「でもそこまで危機的状況にも関わらず
 生き残ったそば!
 今年のそばは根性がありますね!」

森「コシが強い!」





リーダー
「白いものが黒に変わっていきますよね?
 どのタイミングで収穫するんですか?」

岩本さん
黒化率(こっかりつ)80%。
 一本の中に黒くなった実の割合が
 80%になったら刈り時です!」





森「育てる中でのこだわりは?」

岩本さん
「そばの種と一緒にクローバーもまいてます。
 緑肥と言って畑がよくなるように…
 春になると大きくなるので
 それを畑の中にすき込んで
 また来年ここはそばを植える!」





畑作では、畑の養分の偏りを防ぐために、
育てる作物と畑を毎年変える、
「輪作」と呼ばれる農法が一般的。

しかし、そばは同じ畑で育て続けても
養分の減少が少ないと言われ、
輪作をせずに栽培ができる 
という作物なんです。

そんな特性を活かしつつ、
土壌の養分を補給しながら栽培することで、
毎年、安定した品質を維持しているのです。





リーダー
「収穫する時はクローバーも
 全部刈るんじゃないの?」

岩本さん
「土の際まで刈るわけじゃないんで!」





リーダー
「あっ本当だ。そばだけ取られてる

岩本さん
「クローバーは残ってる!」

リーダー
「クローバーは残って
 来年度の緑肥になるんだ!
 すごい!器用に上だけもっていったね…」






「そんなことできる機械あるんだ」

リーダー
カレーライスのルーだけ
 取っていくようなことだよ」




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