リーダー
「高校生はお金もらっているんですか?」
斎田先生
「もらっていません!
大切ないち営業日の学びの時間が
1つのお給料だと考えてやっていますし
またここの売り上げは
次のお客様を喜ばせるための
練習の材料に変わります!」
斎田先生
「直接生産者のみなさんと触れ合う機会が
そこまで多くないんです」
リーダー
「そこまではなかなか行けない…?」
斎田先生
「そうですね。そこが充実してくれば
もっと食材への理解も深まって
大事にする心も育つかなと思うんですけど」
リーダー
「料理人にとって素材が生まれてくる場所を
見るということは大事な経験ですよね」
斎田先生「そうです…もちろんです」
リーダー
「…どっか連れていきます??」
斎田先生「ぜひお願いします」
リーダー
「そのためのあぐり王国ですから。
連れていきますよ!全員を!」
斎田先生
「えっ…。今日一人で営業??」
森「そこまでは請け負えないです(笑)」
普段から使っている地元の食材に、
もっと触れてもらおうということで、
村越羽那さん(調理部部長 3年)と
山田桃果さん(調理部 2年)の
高校生シェフ2人を、
キッチンから畑へ連れ出すことに!
リーダー「畑に行った経験は?」
村越さん
「おばあちゃんの家ではあるんですが
三笠市ではそんなにないです」
リーダー「三笠の畑、見てないのか!?」
山田さん
「自分も全然…行ったことないです」
村越さん
「普段使っている野菜の生産現場を
見れたらいいなと思います」
斎田先生
「成長した姿を楽しみにしています」
リーダー
「そうですね!しっかりと今日の経験で
立派な高校生にして返します!」
斎田先生
「僕も教えてもらいたいので!ぜひ!」
地元の食材を扱うものの、
生産現場を見る機会は少ないということで、
高校生シェフ2人を引き連れ、
三笠が誇る「ある農作物」の畑へ…。
リーダー
「さあやってきたぞー
広い畑だねえ~何の畑かな?」
村越さん「タマネギ!」
リーダー「そうですそうです!」
村越さん
「こんなにタマネギだと思ってなかった」
森
「確かに見渡す限りタマネギですからね」
リーダー
「今どういう状態なのか分かる?」
村越さん「枯れてる…??」
リーダー
「枯れてるじゃん…と。
どうしてこうなっているのかを
お聞きしましょう」
森「生産者の安藤さんがお待ちです」
「よろしくお願いしま~す」
タマネギ農家の3代目・安藤詠二さん。
三笠を含むJAいわみざわのタマネギ生産について
教えていただきます。