2018ǯ1013土
毎年植え替える!手間をかける!
まず、滝川にある
「ゆり根原種センター」という施設で、
タネとなる無菌状態のりん片がつくられます。
次の年、それを各生産者が畑に植え、
3年目には、
出荷できるほどのサイズになるのですが…
大坂さん
「イモみたいに一個植えて
5~6個取れるという作物ではないので…
3年経ってこうなったゆり根の
“りん片(ぺん)”を剥がします。
これを温度管理すると
このりん片にゆり根が2個3個ついてきます。
ここで一気に増やします」
大坂さん
「それを4年目、畑にまいて
また植え替えて、
6年目になってやっとこの大きさのものに
なっています」
森
「やめたいと思う事あります?」
大坂さん「う~ん、ないですけどね」
栗原さん「愚問!!」
リーダー
「ゲストに愚問って言われてるよ」
そもそも高温多湿が苦手で、
涼しい気候を好むユリ根。
それに加え病気に弱いため、
収穫に至るまでの生育は
毎年畑を植え替える必要があります。
涼しい気候、そして広大な土地が、
栽培する上での絶対条件でもあるんです。
リーダー
「これに加えて他にも
たくさん畑がないとダメですよね?」
大坂さん
「そうですね。畑は14ヘクタールくらい
全部でありますね」
森
「それだけの土地の広さがないといけないから
北海道で99%ゆり根が作られているんですね」
リーダー
「ゆり根がお高いって話あったじゃないですか。
これ聞いたらどうですか?」
栗原さん「納得!!」
リーダー「納得ですよね」
(C)HBC