あぐり王国 放送内容

2018ǯ1201土
♯501 放送500回記念スペシャル!協同組合を学ぶ!後編


あぐり王国北海道NEXT、
放送500回スペシャル!

2008年7月のスタートから、
500回の歴史を刻んできた、この番組が、
ゲストにマルチタレントの鈴井貴之さんを迎え、
2週にわたってお送りする特別企画!

そんな豪華ゲストとともに学ぶテーマは
協同組合!

2016年に、ユネスコ無形文化遺産に登録された、
助け合い精神を理念に、生産者や消費者など、
様々な分野で支え合いながら
経済活動を行う組織。

協同組合の父と呼ばれ、
世界三大偉人の一人としても数えられた人物、
賀川豊彦。
一行は、彼のゆかりの地である、
徳島県鳴門市の記念館を訪れ、
助け合い精神の源となるルーツを辿りました。





そんな賀川豊彦が設立にかかわり、
日本最古の市民生協といわれる、
兵庫県神戸市にある
「コープこうべ」の店舗にも訪れ、
彼の精神を今もなお受け継ぐ、
取り組みにもふれました。

そのほか、組合員同士で買い物補助を行う
ボランティア活動など、
協同組合の精神が脈々と受け継がれる
「コープこうべ」。

そして一行は、農業と同じく、
北海道の第1次産業を支える協同組合、
「森林組合」を学ぶため、
道北・下川町へ。
番組史上初となる林業の仕事とは…?

今回のあぐり王国NEXT、
500回スペシャル後編は
組合員の山を守り・育てる森林組合とは?
健全な森林の維持が果たす林業の役割とは!?
さらに、北海道農業と食の発展のルーツは
ジャガイモ!?道民も意外と知らない、
十勝が誇る偉人の功績とは…?





森結有花アナウンサー
「奥で重機が実際に作業してますよ」

鈴井貴之さん「すごいなあ」

森崎博之リーダー
「何だか番組変わってきたね~」





下川町の市街地から車で40分ほどの場所にある、
下川町森林組合が管理する山を訪れている一行。
林業で重要な作業のひとつが
行われているそうで…




森崎リーダー
「さあ目の前で…
 えっ!?それを切るの?すげー」

鈴井さん「えっ!つかんだつかんだ」





森崎リーダー
「もう切った!倒れるぞーーー



森アナウンサー
「キャー!すごいすご~い」




山の手入れで重要な、
「間伐(かんばつ)」と呼ばれる作業。
余分な木を切ることで、
木に十分な日光が当たりやすくなるほか、
土の養分もしっかり吸収でき、
成長促進につながるそうなんです。



鈴井さん
「この太いので樹齢何年ですか?」

下川町森林組合 板橋太郎さん
「48年です!」

鈴井さん
「じゃあ48年前に植林したものですか」

板橋さん「そうです!」





森崎リーダー
「ほぼ同級生です…」

鈴井さん「すっごい…」





ちなみに、山林には天然林と人工林があり、
それぞれ間伐をしなければ、
このような状態に…



間伐をせず放置しておくと、やがて木の根が枯れ、
土砂崩れの原因になることもあるのです。




鈴井さん
「立派な気を見たら…
 森を見る目が変わると思うんですよね」


(C)HBC