リーダー
「ヌーディーな木が見えますよ」
板橋さん
「ある程度、細い木を機械で削って
丸い状態にします!」
リーダー「あ~皮なしに変わってる!」
鈴井さん「あ~まじだあああ」
乳牛の寝床などに用いられる、
ウッドチップも生産しています。
そしてさらに、コチラでは、
木材から、ある特殊な農業資材も
加工しているということで、
その施設内を覗かせて頂くことに。
リーダー
「うわ~なんか煙出てますよ!」
鈴井さん「熱いんですか?」
板橋さん「非常に熱いです」
中を見てみると…
森「あ~中が黒い!!」
木材から作られる農業資材の原料とは、
「粉炭」と呼ばれるもの。
円柱加工をする際に出る木クズを
炭化させて作るもので、
田畑の土壌改良剤や融雪剤などとして
活用されているのです。
板橋さん「燻している…」
リーダー
「中の木クズは炭になっているってこと?」
板橋さん「そうですね」
板橋さん
「完全に燃やしてしまうと燃えてしまうので…」
鈴井さん「灰になっちゃうよね」
板橋さん
「なので完全に燃やさないように
消しながら…
空気を混ぜないようにして…」
森
「これって火を使う作業じゃないですか?
放っておいていいんですか?」
板橋さん
「これは24時間体制で
火の管理をして…」
鈴井さん「ええええええ」
鈴井さん
「夜中でも誰かいるってことですか?」
板橋さん
「そうです。夜勤の方がいらっしゃいます」
組合員の山林を守り、育てるのはもちろん、
木材加工を通して、農業の手助けも行う
下川町森林組合。
そんな第1次産業同士のつながりについて、
どのように感じているのでしょうか。
板橋さん
「私たちの目的としては
森林所有者さんの利益を
最大限にするのが目的ですが…」
板橋さん
「農業・林業・漁業と
それぞれの協同組合という組織で
お互い助け合いの精神をもっているので
共存共栄というのでしょうか。
お互いにいい影響をしあえるのは
大変うれしいです」
リーダー
「互助の精神ですよね」
鈴井さん
「いいんだよ。いいんだよ…
君が汚れそうになったら
僕が汚れてあげるよ!」
リーダー「いや別に!何ですか?これ」
鈴井さん
「いいよいいよ…
全部キミたちの尻拭いは僕がするよ!」
リーダー
「重たいなあ…」