あぐり王国 放送内容

2018ǯ1201土
士幌町で馬鈴薯収穫!



「広大な畑が広がる十勝の士幌町に
 やってきました」



士幌町で学ぶ「協同組合」は、
JA・農業協同組合。



実は、今では当たり前となっている、
農産物をJAが加工して付加価値をつける…
という仕組みの礎を築いた場所なんです。



その農産物加工で最初に取り入れた農作物が、
畑で収穫中とのことで、
お邪魔させていただきました。



森「さてその農作物の畑にやってきました」

リーダー「もうわかっちゃうねえ」

生産者 高橋晶広さん
馬鈴薯の収穫をしております」





高橋さん
「これはホッカイコガネと言いまして
 加工用の品種になっております。
 フライとかに使われています」



士幌町では、およそ1930haの畑で
ジャガイモが作付けされ、
年間およそ8万トンを生産。

近隣の町を含めたこのエリアでは、
加工用ジャガイモの生産が
盛んに行われています。





せっかくなので、
あぐりメンバーも収穫機に乗せていただき、
その作業を体験させていただきました。

リーダー「でてきた!」

鈴井さん
「すごいね。どれだけ埋まってるの?」

森「思ったより辛いです…」

鈴井さん
「これでポテトフライ食べるときにも
 ありがたく食べられますね」





収穫したジャガイモは、
収穫機からコンテナに移され、
トラックで町内にある巨大な選果施設へと
運ばれるということで、
お邪魔させていただきました。




リーダー
「でかいね~ここに来ているのは
 全部士幌町のジャガイモなんですか?」

JA士幌町 宇井康介さん
「士幌町を含めて5農協から送っていただき
 ちらで管理しています」

リーダー
「近郊の農協から一度集まるわけだ」





畑から運ばれてきた大量のジャガイモは、
汚れなどを水洗いで落としたあと、
傷や形などの品質チェックや選別が行われます。



この施設では、ピーク時に、
1日最大、150トンものジャガイモが
処理されているのです。

リーダー
「ここではじかれたものはどうなるの?」

宇井さん
デンプンの原料として使われます」

リーダー「無駄にはならないんですね」





コチラでは6品種の加工用ジャガイモの貯蔵。
その貯蔵されたジャガイモは、
JA士幌町の食品工場などに運ばれ…



ポテトチップス、フライドポテト、
コロッケ、ポテトサラダといった
様々な用途に加工されるのです。


「農作物を加工して付加価値をつける取り組みは
 士幌町から始まった…とお聞きしました。
 それってきっかけがあったんですか?」

宇井さん
「十勝では有名な方なんですが
 JA士幌町の元組合長
 農民の暮らしをラクにしたい
 という考えから
 こういった加工事業が始まりました」




(C)HBC