2009ǯ0829土
無言の勝負 緊張感がすごいんです
【道北ホルスタイン共進会 当日の朝】
森崎
「悠太くん おはよう!
どんな感じ?」
悠太くん
「あまり期待できない・・・」
河野
「な、なんで!」
悠太くん
「牛の体のつくりがチョット
重たいっていうのがあって・・・
でもやれるだけのことは
やってみます。」
森崎
「審査中は
声出して応援していいの?」
悠太くん
「声はチョット控えてください・・・」
河野
「一番控えて欲しい人だよ。」
森崎
「始まったよ!
続々と牛たちが
牛歩で入っていきます。」
共進会解説
ホクレン稚内支所 酪農課 山本さん
「1人の審査員が
歩き方・体形・資質・品位などを見て
トータルで評価します。」
森崎
「おッ!
審査員が悠太くんの
牛を見ています。」
河野
「悠太くんも気にしてますね~」
森崎
「無言ならではの勝負ですね」
松坂
「緊張感がありますね。」
あやのちゃん
「迫力あってカッコイイ!!」
松坂
「ねー 迫力あるよね。」
山本さん
「審査はまず外周を回って
第1次審査です。」
審査は全部で3回行われます。
1次審査の結果順で
まず右側のラインに
牛が順番に並びます。
その静止した状態で2次審査。
今度は後ろから牛を見ます。
そして次に、
2次審査で選ばれた順位で
外周歩きます。
その間に近い順位どうしを
さらに詳しく判定します。
それが3次審査。
ここで順位が入れ替わる大逆転もある
スリリングな展開なのです。
その順番で左のラインに
並んだと同時に
順位が確定するのです。
1次審査で
悠太くんは4番手!!
山本さん
「静止させた牛を後ろから見て
高さですとか幅を判定します。」
3次審査の結果、
悠太くんは6位に確定。
悠太くん
「やっぱり悔しいですね・・・」
森崎
「1位の牛はどうだった?」
悠太くん
「この牛キレイだなと
この会場にいる全ての人に
思われるような牛でした。」
(C)HBC