一行がやってきたのは、
りょうおもいカボチャの貯蔵や出荷を担う
ホクレン札幌野菜センター。
リーダー「あっ積んである」
藤塚さん
「これ全て“りょうおもい”かというと
実は秘密があります。
機械にかけて“りょうおもい”に
なれるものと、
なれないものに分けます」
リーダー
「なんかそれ…
りょうおもいになれるかどうかって…」
森「ドキドキする~」
リーダー
「そうか中が固形であればいいだ。
逆に水分とかだと…」
藤塚さん
「ベチャベチャしてしまうカボチャは
固形分が少ない」
藤塚さん
「この機械で測定された数値が
モニターで表示されています」
リーダー
「こちらを見てみましょう。
体積が1439。このうち固形分が36.4%。
何パーセント以上なんですか?」
藤塚さん
「我々の気分では25%以上を
“りょうおもい”カボチャとしてます」
リーダー「ほとんど超えてる!」
藤塚さん
「なので“りょうおもい”は固形分が多い
優秀なカボチャになります」
この施設では固形分25%未満など、
りょうおもいの基準に満たないカボチャは、
品種は同じながらも、
単なる道産カボチャとして出荷されます。
森「これ貯蔵前・後で甘さとか違うんですか?」
藤塚さん
「9月に測ったものと
貯蔵して12月に測ったものの
糖度の伸び率が170%!
1月になると180%と
糖度が約2倍まではいきませんが
それに近い値まで膨らんでる!」
リーダー
「170%って何倍かわかる?」
コウダイ「1.7倍!!」
リーダー
「そうです!おいしさが1.7倍。
ほぼ2倍ちかいもんね」