2018ǯ1215土
♯503 ドキュメント企画 北大ホームステイ物語編
NA(森結有花アナウンサー)
今月7日、北海道大学。
「生産者も消費者も安いものがほしい」
「地産地消じゃないけど日本で作ったものは
日本で食べられる仕組み…
ただそれで日本の消費者が食べるか…」
「どれだけ品質が良いものを作っても
それには価格が上がっていって…」
「うちらの地域は長イモとか輸出はしてるけど
それでも中国とかのほうが安いんですよ…
だから勝つには安心安全なものを作るのが
一番の武器というか…」
農学部の講堂に集う、学生たちと生産者たち。
日本の農業について熱く意見を交わしている、
この集まりは一体?
さかのぼること、およそ2か月前。
10月6日の朝、札幌の中心部。
バスに乗り込んでいるのは、
北大農学部の学生たち。
8時、バスが出発。
学生たちは、何を目的に、
どこへ向かったのでしょう。
学生
「十勝に農家さんの所に行って
農家さんの暮らしを体験しに行きます」
十勝。
北海道の…日本の食料を支える一大農業地帯。
その十勝で、農協青年部が中心に進めている
知られざるプロジェクトがあります。
「とかち農業・絆プロジェクト」。
学生の農村ホームステイや、
その後の勉強会を通じて、
生産者と消費者が、お互いに理解を深め、
十勝の農業をより発展させようと、
2012年度から行われている取り組みです。
NA(森崎博之リーダー)
これからご覧いただくのは、
現役バリバリの生産者と
農業の未来を担う学生たちとが結んだ
固い絆の話です!
(C)HBC