リーダー
「うわ~立派になった!」
この牛舎では、生後7か月~30か月までの牛を
飼育しています。
ずいぶん大きくなりましたが、
特別な何かを食べているんでしょうか?
迫田さん
「食べるものは稲ワラと配合飼料。
基本的にはこの2つだけなんですよ。プラス水!
それだけでこの子たちは生きているんですね」
迫田さん
「それをいかにエサを食べさせるか?
健康に太ってくれるか?
食べては寝て、食べては寝て…
ということが仕事ですね。この子たちの」
リーダー「どこ産のワラですか?」
迫田さん
「大空町のもち米の稲ワラなんです」
リーダー
「近郊のワラですね。
いいね地域のものを食べて育って!」
森アナ「水もワラも地元のものですからね」
牛の健康状態に、徹底して気を使いながら、
良いエサと良い水を与え
2年近くかけて太らせます。
その出荷間近のおよそ2歳半の牛を
見せて頂きました。
森アナ「え~すごい」
あぐりっこ「うわ~太っちゃった!」
迫田さん「何キロぐらいあると思う?」
ミクル「200キロぐらい?」
迫田さん「200キロ?」
迫田さん
「実際にはですね800キロくらいある!」
あぐりっこ「ええええええ」
スズ「うっそー」
リーダー
「この子たちは出荷を待つ状況なんですね」
迫田さん「そうです」
リーダー「出荷を待つ状況なんですね」
迫田さん
「そうです。年内には出荷されますので
今年中にはいなくなりますね…」
リーダー
「出荷するってどういうことかわかる?」
ミクル「人が食べる…」
スズ「お肉にする…」
リーダー「そうだよね」
ミクル「ちょっと悲しいけど…」
スズ「おいしいからね…」
リーダー「スズはどう?」
スズ「かわいそうだけどね…」
迫田さん
「そのために生まれてきた牛たちなので
2年半という長いようで短い期間を
精一杯生きている牛ですので…」
リーダー
「すごく大切に育ててくださった牛なので
美味しく食べて頂きたいという
生産者さんの思いだと思います。
そして愛ですよね!
やっぱり人なんですよね。
人の心が育ててるんだなってことが分かりました」