あぐり王国 放送内容

2019ǯ0105土
みそづくりは農業と同じだ!


大西さん「これが出来上がった麹です」

リーダー
「では食べてみます…
 ほのかに甘い!お米のあま味だ」

ユノ「あまーい」

ナナ「あまーい」





その甘みのある米麹、塩、
これまた甘みのある
すりつぶした豆を混ぜ合わせます。

この段階では、どんな味がするのでしょう。

大西さん
「これがさっきの麹と塩と大豆が混ざったもの」





一口味見をしてみると-

ユノ「しょっぱい!」

リーダー「あれ?さっきまで甘かったのに」

ナナ「しょっぱい~」

リーダー
うわ、とがってる。塩味とがってる」

森アナ
「(にが~いという表情)
 これが味噌になるとは思えない!」

大西さん
「これを温かいところに置いておくだけで
 おみそになります」





こうして出来上がった味噌の原型。
これをタンクに入れ、
およそ30℃くらいの温度で発酵させます。

大西さん
「先程混ぜたものをタンクに入れて
 発酵蔵で寝かせます。
 3週間くらい経ったら一度
“天地返し”という作業をします」

リーダー「天地返し??」





大西さん
「タンクが非常に大きいので
 上下で発酵の仕方が変わってくる。
 それと中に入っている酵母菌は
 酸素がないと活動できないので
 空気を入れてあげる!
 そのためにタンクをひっくり返して 
 違うタンクに入れるのを天地返しと言います」



その作業をみさせてもらうと…

リーダー「うわああ」

あぐりっこ「すご~い」





ガタンガタン

仕込んだ味噌がドボドボ落ちていきます。

大西さん
「甘い香りがしてきたと思うんですよ。
 これが発酵してきている合図です」





リーダー
「ほのかにいい香りがするぞ。
 うま味とあま味が合わさったいい香り!」

森アナ「もちょっと変わりましたね」

大西さん
「お味噌らしい色になったと思います」





リーダー
「ちょっと食べてみます…
ううううま~い!
 しょっぱさはあるんですけど
 さっきみたいなガツンと尖った
 しょっぱさじゃなくて
 まろみを帯びて…すごい幸せ♪」



天地返しを終えた味噌を
再びじっくりと寝かせて発酵させます。
醸造された味噌は、
機械と人による品質の検査を受けつつ、
容器に詰められ、私たちの食卓に届きます。



リーダー
「自然の力でどんどん素材が美味しくなっていく。
 見ててすごいし不思議だし 
 これが昔からあったなんて
 すごいな~って思います」



大西さん
農業のような感じでやっています。
 作るというよりも育ててる!
 人間はそのバックアップをしている」

リーダー
「お豆もお米も美味しさが育って出逢って…」

大西さん
「自然の力で味噌が育っていく!」

リーダー
「なんか夫婦の家庭づくりみたいな」





リーダー
「みそに負けないように
 我が家も美味しくなっていきたいな…。
 あはははは。
 なんか恥ずかしいわっ!!
 早く出逢えるように…」

森アナ「出逢えるように頑張りま~す」




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