JA鹿追町の今田伸二さんに、
肥料について解りやすく教えて頂きます!
今田さん
「肥料を知るには土を知る!
土の中にはたくさんの栄養分があります。
その中で窒素・リン酸・カリウムが
作物にとって非常に重要になってきます」
ところで肥料は、
大きく2つの種類に分けられます。
一つは有機質肥料。
植物や動物などに由来するものを原料として、
土壌改良効果が高く、
ゆっくりと効果が出るといった特徴があります。
もう一つは無機質肥料。
化学的に合成された無機物を原料として、
肥料としての効果が高く、即効性がある、
といった特徴があります。
森崎リーダー
「有機肥料とか、たい肥などはいいんだけど
配合肥料とかは…悪役みたいな感じまで
言われたりするような感じありますけど
ああいうのって何なんですかね」
今田さん
「心理的なものだと思います。
自然にできたものと
人間が作ったものの違いなんですよね」
今田さん
「それを全部を有機物にするかっていうと
かなり生産量も落ちますから
そこはみなさんに供給する立場としては
かなり難しい…」
リーダー
「口に入るものはしっかりと天然のものだけど
土の栄養素としてこういう肥料が
北海道の場合、重要なんだってことを
ちゃんと考えたいなって思います」