土壌分析は、とても複雑な工程を経て、
結果が出ます。
三大要素をはじめ、およそ25項目の成分を、
それぞれの方法で抽出、分析。
高度なテクノロジーと専門的な知識、
そして時間が必要となります。
リーダー「リン酸は分かりました。次は?」
岡崎さん
「交換性カリウムの分析について
見て頂きます」
リーダー「…何カリ?」
岡崎さん
「交換性…あっごめんなさい。
次はカリウムの分析について…」
リーダー
「いいんです、そんな。
バカ用に言葉、直さなくても!」
森アナ
「それではお待ちかねです!
帯広農業高校の土壌の分析結果を
見てみましょう」
リーダー「いまどんな気持ちですか?」
アイカ
「どんなものが入っているのかドキドキしてます」
シンゴ「結果が楽しみです!」
リーダー「ではこちらです!」
岡崎さん
「こちらが帯広農業高校さんの
分析結果になります」
リーダー
「さっぱりわからないんですけど…」
岡崎さん
「こちらの診断表は土の養分状態…
健康状態がわかるカルテのようなものです」
リーダー
「じゃあ尿酸値が高いとか
コレステロールがどうだとか
そんな感じで現れているんですか?」
岡崎さん
「はい!先ほど説明した肥料の3大要素で言うと
リン酸は一番低い状況になってます」
リーダー「低い!低いよお」
岡崎さん
「交換性カリウムに関しては
基準値よりも高い状態になっています」
リーダー「ああああカリありすぎ」
岡崎さん
「続いて抽出性窒素なんですけど
100g中4.7mmということで
基準値よりもやや低い状態になっている」
リーダー
「盲目的に肥料をやるだけではない。
大事なものを足してあげないと…
野菜のため、ひいては私たち消費者のため…
ということになっていく訳ですよね~
こういう研究がされていることさえ
知りませんでした…」
森アナ
「北海道の農業を支える大事な仕事です!」