2019ǯ0316土
チーズへの思いが本物だ!
北海道出身の今野さん。
もともとは道庁農政部や
農林水産省に勤める公務員でした。
2015年に退職し、
「チーズのこえ」を立ち上げました。
リーダー
「もともとチーズ屋をやりたかった?」
今野さん
「チーズ屋をやりたいと思ったことは
今まで一度もないです。
チーズは多様性の象徴というか…
牛は一頭一頭違う生乳を出しますし
酪農家もエサの設計も違うと思います。
それを食べた牛乳というのも
1つ1つ味わいが違うはずなんですよね。
それが10分の1に凝縮したチーズっていうのは
場所によっても味わいが違うと思うんです。
それぞれの場所でこんなに違うんだよ!
コンテストで1位になったものだけが
素晴らしいんではなくて、
それぞれの良さがあるんだよってことを
引き出して伝えていきたい」
今野さん
「北海道で日々牛乳を目の前にして
作っている人は
自分たちの想いを伝えらないので
それを僕が声がかれるまででも
しゃべって伝えていこう!ということで
日々ここに立って
この人はこういう人だよ…
この牛乳はこうなんだよ…
去年は地震があって大変だったんだよ…
僕がここで伝えないと
生産者が頑張っている部分が伝わらない!
できる限りのことをやりたい」
リーダー
「酪農家さんへのリスペクトとか
牛への思いが本物!
自分もそうでありたいと思っているから
お会いできて非常に嬉しいですね。
しかも東京でこうやって
声をだして下さってるって
すごく嬉しいです!」
「チーズのこえ」では、常時40~50種類、
年間延べ300種類以上もの、
北海道産ナチュラルチーズを取り揃えています。
普段はお店で試食は出来ませんが、
特別にいくつか盛り合わせて頂きました。
今野さん
「タイプの違う3種類のチーズを用意しました。
こちらが足寄町のしあわせチーズ工房の
“幸(さち)”というチーズです」
今野さん
「風味がよくて熟成が長いのを送って頂いていて
同じチーズ1つとっても、
半年熟成、1年熟成、1年販熟成もので
味わいが変わってくるので。
このチーズに関しては昨年の夏ごろの
放牧の時期の生乳を使っているから
こうなんだよ…って対面で話して伝えられる」
リーダー
「ナッティです!ナッティ!
ナッツのような香ばしさ・風味を感じます。
美味しいですねえ~」
森アナ
「ほんとだ!口の中でどんどん香りがパーっと
強くなっていきますね。ナッティ!!」
リーダー
「ちゃんとストーリーをいただいて
買った人が一緒に食べる友人や家族に
これこういうチーズらしいよって
伝えてあげるというストーリーがいいですね。
より美味しく感じます。
森アナはこれをナッティと言いましたが
今野さん、いかがですかね?
どういう特徴のあるチーズですかね?」
今野さん
「う~ん。ナッティですかね…」
森アナ「素晴らしい(笑)」
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