2019ǯ0316土
30年50年先を見越して種をまく!
今野さんの道産チーズ普及活動は、
お店の中だけにはとどまりません。
これは、とある日の今野さんの様子。
今野さん
「北海道チーズに馴染みがある方、
馴染みのない方いらっしゃると思います。
北海道には約130戸チーズ工房があり…」
この日は都内の居酒屋で
チーズを日本酒と一緒に楽しむ
イベントを開きました。
今野さん
「中にブツブツと黒っぽいのがあるチーズ。
これは北海道の東側・標茶町の
長坂牧場チーズ工房のチーズです。
お父さんとお兄ちゃんが乳しぼりをして
弟さんがチーズを作って頑張っているところ。
【みのり黒胡椒】という約半年熟成の
セミハードからハードタイプのチーズに
黒胡椒を中に入れている…」
ここでも、出品したチーズを
それぞれ詳しく解説しながら、
生産者の声を届けることに努めています。
そして、このイベントが終わった後・・。
今野さん
「こんにちは!チーズお持ちしました」
こちらはフランス料理店「オルタナティブ」。
知り合いのシェフのもとに、
道産チーズを届けました。
オルタナティブ 斉藤貴之さん
「国産チーズのイメージは
そんなに良くなかった…
薄いし高いだけで、
それだったらフランス産を使った方が
いいと思ってたんですけど
北海道のチーズを食べて、
すごく美味しくて!
フランスチーズと遜色がないと思って
そこからイメージが変わりました」
シェフの斉藤さんは、
道産チーズを使ったレシピを模索中。
正規のメニュー化を見込んで、
チーズを使った料理の試作に
取り組んでいるところです。
自由貿易協定の発効に伴い、
国産乳製品にとって逆風が吹く中でも、
北海道のチーズは、
強かにそのすそ野を広げているのです。
リーダー
「乳製品を私たちが愛でて、人に紹介して
楽しむことは非常に有意義なことですね」
今野さん
「大きなメディアの力で
雑誌とかに載って発信!
一時的なブームを作るのは簡単だけど
継続していくのは手間がかかんです」
今野さん
「ただその手間を
今から惜しまずにやっていけば
30年後、40年後、北海道があってよかった、
僕たちには北海道があるっていうマインドに
ひとつひとつ種をまいて…」
今野さん
「それに毎日毎日お客さんとの会話という
水をやることで種を発芽させて
30~50年後に大きな実をつけることに
なるんじゃないかなと思います」
リーダー
「頑張ってこれからも北海道の農業を
取材したいと思います」
今野さん
「ありがとうございます」
森アナ
「(新聞の)一面にはならない!!」
みなさん、こんにちは!
きょうは、東京にオープンした、
北海道産の乳製品専門店をお知らせするよ!
今月6日に東京目黒区自由が丘にオープンした
「MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO」。
このお店は首都圏の人たちに、
北海道産のミルクや乳製品の美味しさを
知ってもらうためにホクレンが始めたんだよ。
お店では北海道産の牛乳を10種類以上売るほか、
北海道のナチュラルチーズを
数多くそろえているんだって~!
また2階のカフェではソフトクリームなどの
乳製品も味わうことができるよ!
東京のお友達に紹介してね!
以上もんすけの「週刊あぐりニュース」でした!
【MILKLAND HOKKAIDO→TOKYO】
住所:東京都目黒区自由が丘
電話:03-3723-5700
営業:11:00~19:00 休:水(祝日の場合は翌日)
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3月9日のクイズ
「今回、番組が取材した乳製品は、
なんだったかな?」
正解は「チーズ」でした。
(C)HBC