2019ǯ0330土
若者が使いたくなる農業技術へ!
リーダー
「北海道の広域な大農場。
ここに一気に収穫適期を迎えた農作物を
複数台のトラクターで
ぎゅっと採ることが出来たりする!!」
野口教授
「そうですそうです。
4~5台とかのトラクターで
離れた所で作業しているのを監視できる」
リーダー
「人間が乗って
コンバイン1台で収穫しようとすると
とにかく広いから24時間フル稼働、
だから運転手さん3人交代でやってると聞いた。
それがこうやって無人化することによって
農業従事者の負担を軽減!」
リーダー
「短い期間で農業適期を迎えた農産物を
一気にとることができる。
どうしても農家さんの負担は
圃場に出ている時ですよね。
広域なほど長時間にも及んでしまう。
そこに人出不足が深刻な問題としてある。
それをこの無人トラクター達が解決してくれる」
野口教授
「人手不足で規模が拡大していってるのが
今の北海道農業の姿ですからね。
そういったときにこういう技術が
役に立つんじゃないかって思います」
リーダー
「これが農業の未来!
手の届くところ。
君が畑にデビューするころには
こうなっているかもしれない」
ユウセイ「いや~楽しみですね!」
リーダー
「まさに今大学生で
農業デビューしようとしている子が
これは楽しみだなって思える!」
野口教授
「若い人にこういう最新技術を使いたい”と
言われるのが一番嬉しいですよね。
日本の農業の未来がかかってますからね。
みなさんに!」
とここで!
リーダー
「すっかり忘れていました。
すみません。森アナ…
忘れてました…」
森アナ
「えっ!!??」
……
リーダー「怒ってるわ…」
あははは
農業の未来を担う、
無人トラクターのデモンストレーション、
これにて終了!!
続いて現在開発中の
カボチャの無人収穫ロボットを
見せて頂くことに。
リーダー
「動いた動いた!
(アームが動いて)ネットでカボチャを包み
(カゴの中に)安全に入りましたね!」
このロボットはAI機能で位置などを認識して、
自動で収穫します。
カボチャなど、重たい野菜の収穫は、
大変な重労働の一つ。
実用化されれば、
とても貴重な労働力となることでしょう。
北大ではさらに、このような無人農業機械の
研究以外にも、様々な取り組みを行っています。
野口教授
「北海道大学とJAグループが
連携を結んでいる!
その中で様々なJA側の要望だったり
農家の方の要望を聞きながら
農家の方に使っていただける技術開発を
大学として研究して進めているところです」
じゃじゃん!もんすけです!
今、北大ではJAグループと連携して、
様々な研究に取り組んでいるんだって!
例えばJAが提供した農産物から…
北海道大学 惠淑萍 教授
「農産物から抗酸化物質を抽出して
細胞にかけたりする研究をしています」
抗酸化物質とは、活性酸素を取り除き、
酸化の働きを抑える物質のこと。
活性酸素は、動脈硬化やがんなどを
引き起こすこともあるんだって~。
その抗酸化物質を、ニンジンや玉ネギなど、
北海道の農作物から取り出そうとしているんだよ!
北大とJAで、農業の枠を超えた
大切な研究をしているんだね~。
(C)HBC