2019ǯ0420土
JAけねべつのサポート体制
千葉から移住して酪農生活を始めた5年前。
当時は親子4人での暮らしでした。
岡田さん
「前のあぐり王国の時は2人がいて
実は腹の中に3番目がいて、
んでその後、双子が生まれて…全部、女!」
岡田さん
「牛舎ににるのも全部メス!
飼ってる犬もメス!
お義父さんいなかったら、オレ一人(笑)」
計根別に住んでから、
お子さんが3人増え、
子育てが大変になった優子さんのご両親も
千葉から移住しました。
これは、ある朝の岡田家の様子です。
車におこちゃまを乗せた途端、
「ふええええ~~ん(泣)」
岡田さん「泣かないの~~…」
優子さん「はい、いってきま~す」
真琴ちゃん「いってきまーす」
三女の真琴(まこ)ちゃんと、
その下の双子の真季(まき)ちゃんと
真那(まな)ちゃんを、
大人がチカラを合わせて車に乗せました。
優子さんの運転で出発です。
どこへ向かっているかというと…
計根別の市街地の、ある建物に着きました。
優子さん「お手て繋いでて…」
真琴ちゃん
「マキちゃーん!
お手て~♪つ~ないで~♪
野道をゆーけーばー♪」
かわいくって、賑やかで楽しそうだけど、
それと同じくらい、優子さん大変そう!
このくらいの年ごろのお子さんは、
連れて歩くだけでも大変ですよね…
やってきたのはJAけねべつです。
優子さん「おはようございま~す」
JAけねべつには、
農家さんの負担を減らすために
託児所が用意されているんです。
これは、岡田さんのような子育て世代が
増えてきたことから、
去年の1月に始めた事業だそうです。
優子さん
「日中預かってもらえることで
出来ることが増えるんで
本当に助かっています。
特に新規就農だと
ご両親がまだお仕事されている方が多いので
手伝いにきてもらうのも難しいので
預かってもらうことで安心して働けるので
ありがたいです!」
「いただきま~す」
託児所の評判が良いことから利用者が増え、
この春からは、
JAけねべつと中標津町の協議のもと、
新しく保育所が設置されました。
JAけねべつでは、どのような思いで、
就農者を支えているのでしょうか。
JAけねべつ
「新規就農が入りやすい地域として
システムを構築していきたいです」
こうしたJAけねべつの取り組みにより、
計根別地区の酪農家の継承が色々な形で
行われています。
(C)HBC