あぐり王国 放送内容

2019ǯ0504土
見た目は一緒。管理は徹底仕分け!


小山先生「牛が見たいです!!」

リーダー「この子たちがそうなんですか?」

永谷さん「この牛ではないです」

リーダー
「これいつも見ているホルスタイン…」

森アナ
「ただこちらでは普通の生乳と
 NA2ミルクの原料となる生乳をだす
 両方の牛がいることになるんですよ」




さて少し歩いていくと…

永谷さん
「ここがβカゼインA2遺伝子を持つ牛たちです!」

リーダー
「あれ?ぱっと見は何ら変わらないですよ…
 何が違うんですか?」

永谷さん
「βカゼインA2に特化した牛だけを集めたエリアです」




ナガホロ牧場では、およそ60頭の搾乳牛のうち、
A2遺伝子のみを持つと確認された15頭程度の乳牛を
それぞれ分けて飼育管理しています。




森アナ
「でも見た目は全然分からないじゃないですか。
 どうやって見分けるんですか?」

永谷さん
「血液を採取して海外に送ってます」

リーダー
「え~!昔からそういった動きあったんですか?」




永谷さん
「何年か前に若い人たちに話した時に
 海外ではA2MILKが話題になっていると
 聞きまして、
   それでみんなで調べました」




リーダー「育て方もエサも全て一緒?」

永谷さん「すべて一緒です」

リーダー
「でも出るものが違うんだ…」

森アナ
「じゃあもう混ざっちゃったら
 NA2MILKではなくなるってことですよね」

永谷さん「そうです!」




一般流通用の生乳も生産しているナガホロ牧場では、
「NA2MILK」用の搾乳を、
毎週月曜と火曜のみ行っていますが、




生乳を一時貯蔵するタンクも分けるなど、
徹底した配慮を行なっているのです。




せっかくなので搾乳の作業を小山さんも
体験させていただくことに!

森アナ「ミルク出てきてますよ」

小山先生「出てきてますね!」

リーダー
「こんな風に牛さんは生乳を絞られていますね」

小山先生
「一頭だけですごく大変だと思いました」




小山先生
「牛乳のありがたみを更に感じました!」




搾られた生乳は、
通常の「なかしべつ牛乳」も作っている、
JA中標津の乳製品工場へと運ばれます。
「NA2MILK」は、毎週水曜日に作られ、
およそ200本を出荷。
現在は、町内のAコープとインターネットのみの
販売となっています。




永谷さん
「NA2MILKは良いミルクだって分かっているので
 お腹がゴロゴロして(普通のは)飲めない方に
 少しでも多くの方に飲んでいただきたいと思い
 工場生産ラインがいっぱいだけれど
 製造していただいています。
 本当にみなさんのおかげでやってます」




リーダー
「より多くの人に牛乳を飲んでもらえるんだ!
 北海道の中標津の牛乳を飲んでもらえるって
 嬉しいことじゃないですか!」



(C)HBC