2019ǯ0511土
ハウスの中はお花畑でした!
あぐり一行は、
むかわ町で米と花を生産している農場へ。
農場主の内海宏昭さんに、
まずは田んぼの状況を伺います。
リーダー
「お花の前に苗のことが気になるんですけど
今年の田植えは特別なものが
あるんじゃないですかね…」
内海さん
「地震のあと初めての田植えなので…
田植えする前に土地が大丈夫なのか?
色んな所ひっこんでたり切れてたり…
みんな心配しているところですね」
内海さん
「ただ自分たちは時期が来たら
作付出来るように頑張るしかないので
今は忙しい時期ですね!」
リーダー「例年通りの春って感じですか」
内海さん
「目標は例年通り作付けしていく
という気持ちでみんなやってます」
リーダー
「よかった…
今年の収穫も楽しみに待ってます」
内海さんの農場では、
10ヘクタールの田んぼで米を栽培。
20棟のハウスで、花の栽培を行っています。
といったところで、
アルストロメリアを栽培しているハウスへ―
リーダー
「うわ~咲いてるよ。植物園みたいだね」
リーダー「今はオレンジと紫っぽい…」
内海さん
「そうですね。紫と白のツートン!」
リーダー「キレイだねえ」
森アナ「色んな色があるんですね」
内海さん
「種類は非常に多いです。
毎年新品種として50種類以上出ます。
このハウスはこのオレンジ色と紫色。
他のハウスに別な色をバラバラにいれて
色んな色を出荷できるようにやってます。
だいたい18種類くらい作ってます」
南アメリカ原産のアルストロメリア。
現在は、主にオランダで品種開発が
行われています。
毎年数多くの品種が生まれ、
それと同じくらいの品種が消えていく…
というサイクルで品種の更新が進んでいます。
内海さん
「これ一回植えると4年間
植えっぱなしで栽培できるので…」
リーダー「4年間作れるの?」
内海さん
「はい!なので4年後に
またこの品種を入れるのか?
新しい品種をいれるのか?
自分たちでカタログを見たり
試験ほ場を見に行ったりして
次の品種を決めます」
内海さん
「ただ新品種も同じアルストロメリアですが
これは背が低い、これは背が高い…という
色の違いだけじゃなく
性質の違いもかなりある!
4年作って、やっとなんとか分かったかな…と。
これが違う品種になるとまた1から勉強なので
なかなか大変…
ついていくのも大変ですね」
ちなみに4年という期間は、
種苗メーカーとの契約によるもの。
内海さんの農場では、
需要の高い定番の品種と、
毎年2~3種類の新品種をとり入れながら
栽培しています。
(C)HBC