2009ǯ0926土
初耳!! でんげん(澱原)ばれいしょ!!
松坂
「こちらをご覧ください。
北海道で生産される馬鈴薯は
大きく3つに分かれます。
生食用、加工用、そして澱粉原料用です。」
森崎
「生食用って、カレーとかシチューとか
ふつうに料理して食べるイモですね。」
河野
「加工用は業務用のコロッケや
ポテトチップスなどになるんですよね。」
森崎
「でっ、デンゲン馬鈴薯っていうのは
澱粉の原料になるから
デンゲン馬鈴薯なんだね~。
初めて聞いた!!」
松坂
「小清水町で生産される馬鈴薯の9割が
このデンゲン馬鈴薯なんですって!」
森崎・河野
「9、9割!?」
森崎
「でかいのとれたなぁー」
西村さん
「スーパーで売っているイモは
大きさが揃っていますよね。
デンゲン馬鈴薯は
大きさが不揃いなんです。」
森崎
「見た目はふつうのイモと
あまり変りませんが、
いま包丁で切っているときに
ナガイモにも似た
ネットリとした感じがありました。」
西村さん
「ジャガイモに含まれる
デンプンの量を示す値を
デンプン価というのですが
ふつうのジャガイモは12%くらい。
デンゲン馬鈴薯は20%くらいあります。」
松坂
「おっ、香りがしますね~」
河野
「何の香り?」
松坂
「イモ?」
西村さん
「まぎれもなく イモなんですが・・・」
河野
「そんなの当たり前だろ。
今まで何を見てきたんだと・・・」
森崎
「この子、天才なんです。」
松坂
「7月は寒くて雨も多かったですが
影響は出ていますか?」
西村さん
「小ぶりだし収穫量も
少なめになっているんですが
いつもは収穫後半に
高くなっていくはずの
デンプン価がなぜか今年は
最初から高いんです。
必ずしも日照時間だけの
影響だけじゃないんだと
まだまだ分からないことが
多いですね。」
手掘りで大変さを体感すると
収穫機械の威力の凄さを
実感します。
収穫されたデンゲン馬鈴薯。
このあとトラックに積まれて
JAこしみずの
デンプン工場へ向かいます。
(C)HBC