2019ǯ0525土
手をかけてこそ美味しくなるハウス大根
森アナ
「ハウスダイコンの栽培スケジュールです」
菅原さん
「1月後半からハウスの中の雪をどかして
ビニルをかけている作業になります」
リーダー「また外、雪降ってるしょや」
菅原さん
「ここら辺は日中でもマイナスになる。
ですから土が乾かないもので
ジェットヒーターで土を温めて
乾かす作業が続くんですよ」
リーダー
「真冬に春を作るんですね。大変だあ」
そんなハウスの準備が終わってから、ようやく種まき。
栽培が始まります。
リーダー「栄養やりって何ですか?」
菅原さん
「3月頃は気温が低いので
土の養分をなかなか吸収しづらいんです」
リーダー
「冬にやっているからしょうがない…」
菅原さん
「それで葉の表面にアミノ酸やカルシウムなどを
水に溶かして葉っぱにかけまして
葉から栄養を吸わせる形をとってます」
リーダー
「土からの養分じゃなく葉っぱから吸収させる」
リーダー
「とんでもない手間を増やしている。
真冬のビニル張り、
ジェットヒーターで乾燥させて、
種まき、1個1個やって、
地温が低いから水やりも栄養やりも
ずっと手でやって…
春に始めればほぼ省略できますよ。」
菅原さん
「そうですね…ですけどやっぱり
『おいしいものを届けたい』
その一心で作っているんです」
森アナ「素晴らしいですね」
リーダー
「ね~すごい。
このまっすぐな眼!
濁りがない!!!!」
比布町のハウスダイコン。
撮影日は、収穫作業が始まる少し前だったのですが、
今回特別に・・・収穫体験をさせてもらいました。
菅原さん
「まず葉っぱを両手で持って
まっすぐ引いていただければ…」
リーダー「簡単簡単!」
エイコ「でかいっ!」
リーダー「立派!!」
菅原さん
「もう一回りボリュームがつくと
一番いい形かなと思います」
森アナ「十分な気もしますねえ」
さあケイコがチャレンジ。
ケイコ
「ううううう~~いいいいいい~~
ううううう~~…疲れた」
リーダー
「なかなかダイコンが抜けません。
そこでエイコちゃんが助けにきました。
エイコちゃんがケイコちゃんを引っ張ります」
森アナ「大きなダイコンだ」
あぐりっこ「せ~~っの!!」
スルリ…抜けました。
ケイコ「すごいチカラいる!!」
エイコちゃんも上手に抜けましたよ。
エイコ
「一人で出来た!重い…」
ハウスダイコンの収穫は、
機械ではできないので、すべて手作業。
菅原さんの農場では、5月後半の2週間で、
およそ12万本収穫します。
(C)HBC