あぐり王国 放送内容

2019ǯ0608土
あらゆる環境を想定して研究する!


三好智明さん
「花・野菜技術センターは道内に8つある
 農業試験場の1つ。名前にある通り、
 花と野菜を専門的に研究する機関です」




三好さん
「花や野菜の栽培方法から始まり、
 どうやったら長持ちするか?という
 貯蔵方法までを研究しています」

リーダー
「保存技術は最近すごい進化していますよね。
 あのとれたての美味しさを流通に回っても
 家庭でいただけるような形で
 すごく有難いなと思っているんですが
 そういうこともやっているんですね!
 最新の研究見たいです」

三好さん「ぜひ!見ていって下さい」



ということでまずは、
今まさに研究中のとっておきのイチゴがある、
とのことで…

森アナ
「ここからはイチゴ栽培について伺いましょう。
 柏谷さんにお話しをききましょう」




リーダー「イチゴ担当なんですか?」

柏谷太亮さん「そうですね!」

リーダー「イチゴ好きなんですか?」

柏谷さん「大好きですね。あははは」

リーダー「なんていうイチゴですか?」

柏谷さん
「こちらのハウスで栽培している
 来年市場に出回る予定の
 果実の大きな新品種『ゆきララ』です」




果実が大きいという、
イチゴの新品種「ゆきララ」とは?
早速ハウスの中へ…

リョウ「うわ~いっぱいある!大きい!」

マリカ「でっかい!」

リーダー
「でかいでかいでかい!すげーでかい」



こちらが「ゆきララ」。
品種開発と栽培の研究に、およそ10年を費やし、
来年いよいよ、私たちの食卓に届きます。
今はその栽培の研究の真っ最中。




リーダー「何かみて気付いたことある?」

リョウ
「このプレートはどういう意味があるんですか?」

リーダー「何が書いてある?」

リョウ「遅植え…大苗…??」

柏谷さん
「ゆきララの能力を
 最大限に引き出す研究をしてます」




柏谷さん
「植える時期はいつがいいか?
 植える時の苗の大きさはどれくらいがいいか?
 水のやり方はどうなのか?
 どのくらいの間隔で苗を植えるといいのか?
 だいたいこの4項目に分けられます」




リーダー
「この4項目を色々な条件で合わせて育てる!
 その結果…?」

柏谷さん
「収穫した後に、それぞれの条件で
 収穫量・果実の重さ・甘さ・酸度を総合的に見て
 どの栽培方法がゆきララに合っているのか?
 判断していきます」




ここで研究している栽培方法は、
生産者に情報提供されます。
この「ゆきララ」は、美味しいのはもちろん、
生産者にとってもメリットの大きい品種のようです。



柏谷さん
「従来春に収穫する主流の“けんたろう”よりも
 ゆきララは収量が多く、収穫作業がしやすいという
 利点もあるので農家さんにデビューしました」

リーダー
「農家さんにとって同じ手間をかけて
 より良い収穫ができるイチゴができたんですね。
 でも“けんたろう”って私のイメージでは
 大粒で甘くて美味しいイチゴですよ~!」




柏谷さん
「ただ!こちらのゆきララは
 “けんたろう”よりも1.3倍の大きさがある!」



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