あぐり王国 放送内容

2019ǯ0608土
伸びないトマトの実力とは?!


さて、加工用トマトと生食用トマト。
栽培のほかに、どんな違いがあるのか?
去年収穫して凍らせておいた加工用トマトと、
普通の生食用トマトを見比べてみました。




リョウ
「加工用の方が色が濃い気がします」



江原さん
「生食用のトマトはピンク系と言われています。
 一方、加工用トマトは赤系!
 本当にキレイな真っ赤な
 完熟したトマトを収穫します」



森アナ
「色の違いはどうして出てくるんですか?」

江原さん
「色の成分であるリコピン含量が異なります。
 生食用のトマトに比べて
 リコピン含量が約3倍含まれています!」



そのほか、βカロテンや食物繊維なども
生食用より多く含まれる加工用トマト。
ミキサーですりつぶしたものを飲み比べてみると。



リーダー
「コクが出ましたね!」

森アナ
「トマトの味と香りがすごく強くなりました。
 トマトの味が生食用よりもしっかり感じられる!」

リーダー
「酸味が強いですね。
 酸味がぐっと上がって
 酸のコクがはっきりと感じる。
 よりトマトジュースらしい…
 ケチャップやピューレに寄った
 トマトの味の濃いところがでたトマトジュース」



江原さん
「トマトジュースだけではなく
 ケチャップなどの加工品が作られるので
 需要は高い状態が続くと思います。
 生産者が作りやすいような栽培法などを研究して
 北海道に貢献できるように頑張りたいです」



じゃじゃん!もんすけです!
今回見せてもらったように、
農業の発展に大切な研究をたっくさんしている、
道総研 花・野菜技術センター。
実は研究以外にも、
農業を始める人を育成するっていう機能も
あるんだって~!
研修を担当する鳥越さんに、詳しく聞いてみたよ!

鳥越昌隆さん
「これから農業を始めたいという
 農業後継者の方とか
 新規に農業を始めたいという方が
 4~9月までの半年間で学んで巣立っていく!
 実際に農業を始められるようにするのが
 我々のカリキュラムです
 ここでいいのが実際の普及員さんと研究員が
 一緒に農作業をしながら農業を覚える事ができる
 これが総合技術研修の一番の売りです!」



森アナ「色々な研究を学んできました」

リーダー「盛りだくさんでしたね」

リョウ
「これ農業に関係あるの?というのも
 最終的には農業に関係あることだって分かって
 農業の発展とかもよく分かった良かったです」



マリカ
「いつもは普通に食べてたけれど
 でも色々知ると
 ひと口ひと口がありがたいと感じました」

リーダー
「畑の恵み、育ててくれた農家さん。
 作ってくれるお母さんとか…
 いろんな人に感謝がこもりますけど
 これを研究開発してくれた人がいるんだって
 分かることができました」




三好さん
「もともと花・野菜センターもそうですし
 北海道の農業研究というのは
 生産者が品質の良いものを
 安定してたくさんとれるように研究するところ。
 そこにプラス流通・貯蔵を加えることで
 消費者のもとへ品質を落とさないで届けられる!
 そこまで続けることで生産者と消費者、
 両方に喜んでもらえるような研究を
 続けていければと思っています」

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6月1日のクイズ
「今回、種まきした北海道米の新品種は
何だったかな?」

正解は「えみまる」でした。



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