あぐり王国 放送内容

2019ǯ0615土
屈強な男たちの最終チェック!


ところで、このメロン栽培。
そもそも手間がかかるのに、
他にも思わぬ苦労があるそうで

あぐりっこ「カワイイ」

リーダー「ほのぼのとして欲しいから見てるの?」

森アナ「これちょっと問題なんですよね」

林出さん
「アライグマがメロンを食い荒らす!」



森アナ
「カワイイアライグマですけど、
 このアライグマに被害を受けたメロンは…」

リーダー「いや~なんてことだ!」

森アナ「中だけうまい事ほじくって…」

林出さん
「液体が少し残ってるだけで、ほとんどない!」

リーダー「爪で!できるこんなに?」

タイセイ
「できなできない!
 メロンの皮、硬いのに!!」



リーダー
「だってビニルハウス閉じてるでしょ?」

林出さん
「爪でビニルハウスをひっかいて入ってくる」

リーダー「侵入罪だ!器物破損」

林出さん
「何10玉とやられるんですよね。端のほう…」

リーダー「私、番兵しましょうか?」
 
林出さん「お願いします!」

森アナ
「危ないですよ!
 アライグマより危ないかもしれない」

タイセイ「先に食べちゃうんじゃない?」

リーダー「なんなの!この信頼のなさ!」

檻や電気柵を仕掛けるなど、
各農家さんで、対策を講じているそうです。



さて収穫したメロンは、生産者のもとで選別されます。
大きさや形、色、重さなどをチェックして、
秀・優・良の3段階にランク分け。
それぞれ箱に詰めて、JAに出荷します。




ということであぐり一行は、メロン農場から、
安平町の市街地にある選果施設へ移動。
ここに、生産者のところで箱詰めされた
メロンが集まっています。

林出さん
「ここではそれぞれ家で選別したメロンを集めて
 検査長を中心に検査しています」

リーダー「すごい厳しい目で見ているんです」

林出さん
「外見のチェック!
 でき具合と割れたり・腐 敗してないかチェック!」



リーダー
「生産者さんがまず納屋で見たじゃないですか」

林出さん
「二重のチェックをここで必ずしています」



リーダー
「屈強な男たちがいますが、
 1人が見たものを、また見ていますよ!?
 あれは信頼がないんですか?(笑)」

林出さん
「最終的に消費者のもとへ行く時に
 間違いがないように何重にもチェックしてます」

リーダー
「あんな何回もチェックするの?
 そして今食べましたよ!!」

男性「美味しいですね」



リーダー
「検査員とも思えない、いでたちの人は何?」

林出さん
「あの人が最終チェックする検査長の一人!」

リーダー
「あの人検査長なの?ちょっとちょっと来て!」
 



リーダー
「検査長!今なにしたの?メロン切って…」

丹羽 俊介さん
「ツルの方がおかしかったんで
 切って糖度を計って、食味を食べ江確認した!」



リーダー
「検査長!遠くで見るとイカツかったけど
 近くでみるとカワイイ!」

丹羽さん「いつも言われる…」



リーダー「どんな思いで検査長をやってますか?」

丹羽さん
「作っている人の今まで作ってきた
 メロンをしっかり見ながら
 買う人の気持ちになって
 変なものを食べて、
 もういらない!ってならないように
 美味しいからまた買いたいって思うような
 メロンを出荷できるように検査しています」




実は、検査長の丹羽さんをはじめ、
検査をしているのは、
全員アサヒメロンの生産者。
メロンを知り尽くした
生産者ならではの目で、
厳しいチェックを行い、
あらゆる基準を満たしたものだけ、
アサヒメロンと認定。
栽培から出荷まで、組合員が一丸となって、
ブランドを維持しているのです。


(C)HBC