2019ǯ0629土
形には意味があった!

ということで、ふたつ握ってくれたのですが、
ん?なんかちょっと違いますね…
川原さん
「上に具材が乗ってるもの
上に具材が乗ってないもの…。
これはどうちがうんでしょう?
実はですね…これが“おにぎり”
。
こちらが“おむすび”でございます」

トモキ「えっ??名前違う?」
リンカ「え???」
リーダー
「この人何言ってるかわかんない」

川原さん
「ご飯で形を作ったもの、全て“にぎり”なんです。
丸でも四角でも三角でも、
ちょっと前に流行った“おにぎらず”も四角!」

川原さん
「“おむすばず”って言わないでしょ?」
リーダー「言わないです」
川原さん
「手でごはんの形をつくったら“にぎり”!」

川原さん
「“おむすび”っていうのは
三角形であり、上に具材が乗る!
これが“むすび”。お供え物なんですね」

川原さん
「農業の神様を昔の人は山にいると思っていたんです。
山からキレイな水や寒暖差だったり
色んな恩恵を受けるんですね」

川原さん
「なので今年の五穀豊穣を願って
山の形にごはんをむすび、
神様は山の頂(いただき)にいると思われているので
そこにお供え物として具材が乗る!
これが、“おむすび”なんですね」
リーダー
「山なんだ!だから三角なんだ!面白い」

川原さん
「稲荷神社は昔、稲成り神社だったんです。
いなり寿司は米俵なんです!
たわわに実ったお米がとりますように…!」
リーダー
「そういう願いが込められているんだ!」

川原さん
「昔の日本人っは食べ物に神様を宿して
祈りを捧げていたと言われていますね」
リーダー
「食べ物の形には意味があったんだ。
そういうことを知ると
また楽しくて美味しいですよね」

さて、川原さんが作ったおにぎりやおむすび。
その味は…??

リーダー
「めっちゃウマイ!口に入れるとね…
お茶碗に入っているご飯のふくよかさに戻る!!」

森アナ
「でも形は全然崩れていないですよね!」
ではふわふわもちもちおにぎりの握り方を
教えてもらいましょう。
(C)HBC