2019ǯ0629土
米の選び方・炊き方を伝授!

森アナ
「おにぎりで重要になってくるのはお米!
川原さんはお米屋さんもやっているので
おにぎりに合う米の選び方を教えてもらいましょう」
ということで、おにぎりにピッタリな
北海道米を教えて頂きます。

川原さん
「“ゆめぴりか”と“ふっくりんこ”を
半分ずつブレンドします!
ご飯として食べるのに最高の“ゆめぴりか”
なんですが…冷めるとネバリが強い品種は
硬くなりやすいんです。
“ふっくりんこ”は冷めてからでも
硬くなりずらい特性を持っているんです」
リーダー
「両者の良いところを合わせたんだ!」

「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」のブレンドが、
まずはポイント。

洗い方は、すすぐだけを3回繰り返し、
そのあと、赤ちゃんの頭をなでるくらいの
チカラ加減で洗いましょう。
これも3回繰り返すくらいで十分。
ゴシゴシ洗うと、お米を傷つけたり、
旨み成分を逃がしてしまいます。
研ぎ汁が、少し白く濁っているくらいの状態で
洗い終えます。

川原さん
「おむすびにする時の炊き方は
酢飯の水加減で炊くといいですね。
水は少なめに…」
リーダー
「白米というラインとすし飯というラインが
ありますよね」
川原さん
「手である程度押し込めるので
米に弾力があるほうが良いんですね」

お米を1時間くらい水にうるかし、
水分を吸収させてから炊きます。

森アナ
「炊きあがった後に注意することありますか?」
川原さん
「蓋を開けると湯気がバアーって出るじゃないですか。
これをどんどん飛ばしてあげて下さい!」

川原さん
「普段はシャモジを入れて、
ご飯の上と下をひっくり返して
すぐ蓋を閉めちゃうじゃないですか?」
リーダー「すぐ閉めてました」
川原さん
「お茶碗で食べる時はいいんです。
でも“おむすび”にするときは
5分くらい蓋を開けっ放しにしても良いくらい!」
あぐり一行「えええええ」
リーダー「お母さんに怒られます!」

川原さん
「そうするとお米がベタベタしてくるんです。
湯気が飛ぶとご飯自体のネバリが出てくる。
このベタベタがご飯を作ると…」

川原さん
「シュシュシュシュッて作れる!!」
リーダー「なるほど~!!そうか!」

リーダー
「パラパラのご飯だとにぎりにくいけど
ベタベタのご飯にあえてすることで
おにぎりにしやすい!」
川原さん
「少ない手数でバシッと形が作れる!」

湯気が一旦収まったあと、もう一度かき混ぜると、
より水分を飛ばすことが出来ます。
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